スキューバダイビングとは、空気を詰めたタンクを使っての水中を潜水するマリンレジャー。
水の中での息継ぎや体力に自信がない方でも、1.5m〜5m程度の深度であれば安心してはじめることが可能です。
潜る場所によって様々な地形や海の透明度の違いがあり、色とりどりの魚たち、ウミガメやマンタ、ジンベイザメなどの大型の生物との出会いまで、美しい水中の世界を楽しめます。
年齢や経験関係なく始めることができ、経験やレベルに合わせたダイビングスタイルがあるため、
生涯スポーツとしても楽しまれています。
スキューバダイビングと一言で言ってもその種類は多く、海のレベルによって潜れる資格なども存在します。ここではおおまかに3つに分けて紹介します。
・体験ダイビング
初心者向けのエリアをインストラクターとマンツーマンに近いかたちで一緒に潜ります。
インストラクターは各個人のレベルに合わせてくれるので、安心してダイビングを楽しむことが出来ます。
機材もレンタルできるので費用も抑えることができ、初心者の方にオススメです。
・Cカード(Certification Card)
民間のダイビング指導団体が発行する「認定証」を取得すると、より海の中を自由に動けるようになります。
Cカードは一種類ではなく、認定団体によりランク別にわかれており、ダイビング指導団体が直接、もしくはフランチャイズ店舗似て実施する技能講習を受けて合格した方に発行されます。
・スキンダイビング
何も装備をつけず、自分の息だけで潜水するダイビングです。素潜りといいます。競技性の高いスキンダイビングのことをフリーダイビングといいます。
スキューバーダイビングを始めるにあたって
費用がどのくらいかかるかというのは気になるポイントですよね。
スキューバダイビングも費用が気になり、なんとなく先延ばしになっている人が多いのではないでしょうか?
スキューバダイビングの費用はコースによって異なります。様々なダイビングコースの中で、前述した
「体験ダイビング」、Cカードを習得するための
「オープンウォーター・ダイビング」の一般的な値段を調べてみました。
体験スキューバダイビング場合、
10000〜15000円が相場なようです。お昼を挟む場合の食費は含まれていませんが、その他スキューバダイビングに必要なものは全て含まれています。
オープンウォーターダイビングはライセンス取得の為のコースで、
多くの場合3〜4日かかります。
学科講習、浅い水中での基本スキル練習、実際に海に潜っての講習などが行われ、全て修了したらライセンスを習得。
オープンウォーター・ダイバーコースの費用は、
60000〜85000円が相場で、数日間の講習になる為ここから宿泊費、食費などが別途必要となります。
ちなみに
海が無い都府県のスキューバダイビングショップがダイビングツアーを企画した場合、
交通費が加算されるため費用が若干上がります。
オープンウォーター・ダイバーコースの費用は、ロケーションによる違いはあまりありません。金額の違いは宿泊費が含まれているか否かが大きなポイントです。
そしてダイビングを始める際に特に重視したいのが
「ダイビングショップ選び」。
ダイビングショップは、Cカード取得のための講習を開催するだけでなく、器材の販売・メンテナンス、ステップアップコースやツアーの開催など、実にさまざまな役割を持っており、大きな助けとなってくれます。
それだけに、
『いかに自分に合った、信頼できるショップを選べるか』が、ダイビングを楽しんでいくうえで重要。
「通いやすい場所にあるか」「スタッフの接客態度」などを判断し、自分にぴったりのダイビングショップを見つけましょう。
水中では重力から解放され、
浮遊しているかのような心地良いゆらぎを感じられます。
魚の群れや、時にはイルカと並んで泳いだり、海の中から見上げる空は
ダイバーだけが味わえる感動です。
日本国内では千葉県の房総半島、神奈川県の伊豆半島、沖縄本島や石垣島などの離島でスキューバダイビングを楽しめます。
海外では、サイパンやオーストラリアのケアンズなど、お気に入りのフィールドを見つけて、海の魅力を存分に味わってみてはいかがでしょうか。