UFOと噴火
皆さんは、ポポカテペトル山をご存知だろうか?
ポポカテペトル山(スペイン語:Popocatépetl)メキシコのプエブラ州に存在する活火山である。山頂の標高は5426m。
メキシコの首都メキシコシティの南東約60kmの位置にそびえる活火山・ポポカテペトル山はUFOの目撃情報が特に多いことで有名で世界中のUFO研究家にとってのメッカである。
突如現れたUFOが、ポポカテペトル山の噴火口へと姿を消す様子を捉えた映像をニュース番組が公開し話題になった。
映像には巨大なUFOが、ポポカテペトル山上空から火口部へ入っていく発光体が映し出されていた。
ポポカテペトル山の火口から20km以内が飛行禁止区域に指定されていることから、火山周辺で目撃される発光体が航空機である可能性はない。
だとすると、たびたびカメラに映り込む光の正体とは一体何だろうか?
一部の研究家は、宇宙人が地球の地熱活動の研究をしている可能性があるという。
そしてこれまでに活火山とUFOとは密接な関係があるようだ…
日本をはじめ、世界各地で様々な目撃情報がある。
2014年9月27日、長野県御嶽山が噴火した際に出現したUFO。
2015年1月23日、噴火する桜島上空に出現したUFO。
2015年5月29日、鹿児島県屋久島町の口永良部島に出現したUFO。
2015年4月22日、約50年ぶりに噴火した南米チリのカルブコ火山に出現したUFO。
2016年4月24日、アメリカのイエローストーン火山に出現したUFO。
その他、活火山で数多くの目撃情報が上がる奇妙な発光体=UFO。
しかし、「UFO Investigations Manual(UFO調査マニュアル)」の著者であるUFO研究家ナイジェル・ワトソン氏は、英紙「Express」でこのような見解を表明している。
「UFOの活動と地球のエネルギーの関係は60年代のニューエイジ運動の頃から話題になり、70年代には本格的な調査も実施されるようになりました。カナダのマイケル・パーシンガーとギスレーン・ラフレニエールがUFO目撃情報と地震活動の相関関係についてまとめた調査では、地殻の構造的歪みによって生じた電気が上空で発光物体を形成することが分かりました」
このように、ワトソン氏はそもそも火山に出現する発光物体をUFOとは考えていないようだ。
しかし、プラズマを動力源とするUFOが火山から電気エネルギーを得るため、コリマ火山やポポカテペトル山に出没しているという見解もある…
現在ワトソン氏の意見がもっともらしいものだが、今一つ納得できない…。
火山に頻出する様々な形の発光体=UFOが、自然現象だと断言することは果たして可能だろうか?
その正体が解明される日は来るのだろうか…。