アスリートから学ぶ男前、第6回は19歳という若さながら、ソチ五輪の男子フィギュアスケートで金メダルを獲得した羽生結弦選手から男前の秘訣を学んでいきたいと思います!
幼少時は体が弱かった
羽生選手は元々体が強くはなく、2歳頃からぜんそくに悩まされ、薬を手放せない生活だったそうです。
リンクの冷気に長く触れると発作につながるため、練習時間も限られ、体力的にもハンデを持っていました。
しかし、彼は困難を乗り越えて金メダルを獲得。なぜ、それが可能だったのか。
それは羽生選手の貪欲なまでの姿勢があったからです。
自分を高めようとする姿勢
羽生結弦選手が、2016年1月に行われた表彰式の時、体操で個人総合2連覇を含む7つのメダルを獲得している内村航平選手に対して、質問攻めしたそうです。
「私は練習でできていることが、試合でできない」
「どうすれば、練習と同じようにパフォーマンスが出せるのでしょうか?」
質問は、体操の演技や回転など、技術面についてもあったそうなのですが、「すごい研究熱心ですね!」と内村選手を驚かせました。
目標を達成し続けている人は、常に自分を高めようと素直に行動しているということですね。
ちなみにこれに対する内村選手からの回答は、「週に2回、試合と全く同じ流れで試合だと想定して準備から演技まで、練習をする」ということでした。
本番を意識しない練習では、緊張感が足りないということなのでしょう。
常にアンテナを張り巡らせ、チャンスを逃さない
羽生選手には自分の目指しているゴールを明確に設定し、そこに向けて必要なことを、全部やり切ろうとする姿勢があります。
年上だろうと年下だろうと、自分とは別の競技選手でなくても、結果を出せている人間に素直に質問できる、というのはとても大切なこと。
常にアンテナを張っているからこそ、成長のチャンスを逃さず掴み取ることができるんです。
皆さんは常に自分の目標に目を向けることができていますか?
チャンスというものは、そうそうあるものではありません。
羽生選手を見習い、成長できるタイミングを逃さないよう常に準備を整えておきましょう!