「トライク」は通常、前が1輪、後ろが2輪の乗り物で、自動二輪免許ではなく普通自動車の免許での搭乗が可能。ヘルメット着用も義務ではありません。
『Can-Am Spyder F3-S』は一般的なトライクと違って前が2輪、後ろが1輪のいわゆる「逆トライク」。
トライクの開放感とスポーツ性能の高さを兼ね備え、段々と人気を集めています。
メーターはアナログ式のスピードメーターとタコメータ。中央のディスプレイにもデジタル式でスピードや回転数、ギアが表示。
ハンドル左側にはライト、ウィンカー、ホーンがあり、その外側にギアシフト用のパドル。右側にはスタート時に使うECOボタン、ディスプレイ操作用のボタン、パーキングボタンがあります。
手前の「+」を押し込めばシフトアップ、奥の「−」を手前に引けばシフトダウンする仕様。セミオートモデルであれば操作の必要はありません。
『Can-Am Spyder F3-S』はリバースギアがあり、バック走行が可能。
左にある「R」ボタンを押しながらシフトパドルの「−」を押すと、ギアがリバースに入り後退できます。
サイズは全長2642mm×全幅1497mm×全高1099mmで、車両重量は386kg。
シートはステッチ入りで、タンデムバーを搭載しており二人乗りもOK。
6速のセミオートとMTの2種があります。
二輪でもなく四輪でもない独立したジャンルの乗り物と言えそうな『Can-Am Spyder F3-S』。
バイクのような開放感がありつつも、倒れる心配がない安心感があるため、スポーツ走行だけでなくのんびりツーリングを楽しむという用途にもぴったり。
操作性だけでなく、特徴的なデザインも乗っているだけで注目を集めること間違いなし!
『Can-Am Spyder F3-S』の市場価格は約215万で、全国のディーラーで購入することができます。
Spyder F3-S
http://jp.brp.com/spyder/spyder/sport-cruising/spyder-f3-s.html