マキシ・スクーターとは、日本で言うビッグ・スクーターと同じ言葉で、ヨーロッパで呼称されている。
『BMW C 600 Sport Special Edition』『BMW C 650GT Special Edition』は、ベースモデルからの車両本体価格の上昇を最小限に留めながら、特別カラーにツーリングに最適な特別装備が採用された、ユーザーに高いメリットを実現。
ベースモデル「BMW C 600 Sport」は、よりスポーティな走りを好むライダー向けに開発されており、フットレスト、シート、ハンドルバーの3点のポジションを、人間工学的に最適なデザインとすることで、アクティブなライディングを可能にする着座姿勢を生み出している。
一方で「BMW C 650 GT」は、長距離ツーリングでの優れた走行快適性を主眼に開発されたモデルで、リラックスできる直立した着座姿勢を可能にするライダー・シートや、調整式バックレスト、ハイ・ハンドルバー、ならびに、パッセンジャー・フットレストを組み合わせることで、優れたツーリング性能と長距離走行における高い快適性を実現。大型の電動制御式ウインドシールドも採用しており、優れた防風および防雨性能を備えている。
特別仕様車となる『BMW C 600 Sport Special Edition』では、Akrapovic製スポーツ・サイレンサー、スポーツ・シート、赤のリヤ・ショック・スプリングを特別装備するとともに、アルピン・ホワイトのボディ・カラーに、ルピンブルーメタリック・とレーシング・レッドのラインが施された特別カラーを採用。スポーツ性をさらに高めたモデルとなった。
『BMW C 650GT Special Edition』では、グラニック・グレー・メタリック・マットの特別カラーを身に纏い、ラゲッジ・ラック、トップ・ケース、シート・バックレストを標準装備し、長距離ツーリングにおける快適性をさらにさらに高めている。
これだけの装備を施しながら、例えば『BMW C 600 Sport Special Edition』では、約15万円分の価格上昇を9万円に抑えているなど、お財布に優しい特別仕様車。スクーターらしく収納性もバッチリなので、暖かい季節のツーリングにもってこいのバイクだ。
発売は、2014年5月1日。全国のBMW Motorrad正規ディーラーにて販売開始。
価格は両モデルとも、希望小売価格1,210,000円となっている。
BMW Motorrad Japan