「隼」は、“究極のスポーツバイク”を構想に開発。高い空力特性を持つ独特のデザインと、優れた走行性能が最大の特長である海外輸出用大型二輪車だ。1999年に欧州や北米などで販売を開始。近年ではインドなどの新興国へ投入するなど、スズキが誇る旗艦機種として、世界中で好評を得ている。
今回発売される日本仕様のハヤブサは、国内の認証基準に適合しながら、欧州仕様と同じ最高出力145kW(197PS)・最大トルク155N・m(15.8kgf・m)を実現。また、国内の二輪車で初めてETC車載器を標準装備している。
ライトユーザーよりも走りを追求したいヘビーユーザー向けのバイクではあるが、一度乗ればわかる圧倒的なライディングのしやすさ、硬派な面構えは、バイク好きの人間を魅了するのに充分な要素だ。
<隼(ハヤブサ)の主な特長>
デザイン
「鎧兜」をモチーフに、風洞実験を繰り返すことで、高い空力特性とライダーへの防風効果を徹底的に追求した、独特のデザイン。
エンジン
欧州仕様と同じ最高出力145kW(197PS) 最大トルク155N・m(15.8kgf・m)を発揮する、1,339cm3水冷4サイクル直列4気筒エンジン。
その他の装備
・ETC車載器は、メーター内の表示で動作状況の確認が可能(国内二輪車初の標準装備)。
・前輪ブレーキには、高い制動力を発揮するブレンボ社製のモノブロック・ラジアルマウント・キャリパーを採用し、ABSを装備。
・高速道路など俊敏さが求められる中長距離走行から街乗りまで、ライダーの好みに応じて出力特性を3つの中から選択できるS−DMS(スズキ・ドライブモードセレクター)を搭載。
・車体色は、青/白「パールビガーブルー/パールグレッシャーホワイト」、グレー/黒「サンダーグレーメタリック/グラススパークルブラック」、赤/白「パールミラレッド/パールグレッシャーホワイト」の3色を設定。
発売日は、2014年2月10日。
価格は、1,564,500円(保険料、消費税を除く税金、登録等に伴う費用は含まれない)となっている。