第51回目となる今回は、少年マガジンで連載中の頭脳系バトル漫画『ACMA:GAME(アクマゲーム)』の主人公・織田照朝から男前を学んでいきたいと思います。
主人公の織田照朝は、両親をなくし高校三年で若くして「織田グループ」の会長となった少年。
社員の事を家族と呼び、数千の社員全員の名前を把握するほどの記憶力の持ち主です。
しかしある日をキッカケに「アクマゲーム」と呼ばれるギャンブルゲームに巻き込まれてしまいます。
「アクマゲーム」の種類はその都度変わり、正統派なゲームから今までありそうでなかったゲームまで様々。
それぞれのプレイヤーは「悪魔の鍵」から与えられた「ゲーム中一度だけ任意の物体を1分間固定する」という能力や「相手の恋愛対象の理想年齢を10歳下げる」なんていう何に使えば良いのかもわからないような能力もあったりします。
それらの能力を駆使しつつも、真と虚を織り交ぜなんともシリアスな心理戦が繰り広げられるバトル漫画です。
オレはどんなに困難な状況にも目を背けない
理由は一つだ…男が下がる
○オトコマエポイント
この時は「上杉 潜夜」というギャンブラーとのバトル中。
潜夜の策を見破ったつもりが、逆にそれを利用されて敗北してしまい、降参を勧められた時のセリフ。
敗色が濃厚で一度は心が折れてしまいそうになりましたが、それでも「男の矜持」だけで立ち直ろうとする、まさに「オトコマエ」なシーンです!
男が生きるということは責任を果たすこと、どうせ責任を果たすならその結果負けたとしても、カッコよく果てて男が下がるようなことはしたくはないものです。
敗北なら数え切れないほど経験してきた…!
○オトコマエポイント
先程のシーンに繋がるセリフ。
アクマゲームの原因となった組織「グングニル」の構成員長久手と対決時のセリフ。
前述の上杉潜夜戦では、負けそうでも諦めない強さを見せましたが、今回は「負けてもそこで終わりじゃない」という不屈の精神を見せつけます。
"たとえ負けても挫けないこと 再び立ち上がることだ
下がった男はまた上げればいい
先の敗北もお前に勝って乗り越えるとしようか"
失敗や敗北を沢山経験した人、それに負けまいと頑張った人は、その分経験値が高く、人生が豊かになり、人間的に強くなります。
失敗や敗北、挫折は嫌なことですが、どこかで味わっておかなければ些細な切っ掛けで壊れてしまうことも。
何かを失敗しても諦めず、チャレンジを続けていける人間こそ「オトコマエ」というのではないでしょうか。
お前こそが適任だと思う。頼んだぞ!
○オトコマエポイント
4vs4のチーム戦で、ゲーム毎にリーダーを交換することになった際、照朝が言ったセリフ。
このセリフがないとチームメイトの紫は『誰もいないから仕方なく自分が行く』という状況でしたが、この一言でやる気を出してくれます。
「消去法よりも適材として任された方がやる気が出る」という照朝のマネジメント力が光るシーンですね。
社会人の方も似た経験がある方は多いのではないでしょうか。
ある企画の責任者だったり、飲み会の幹事なんかでも、「キミが一番必要なんだ」と言われれば嬉しいもの。
部下のモチベーションを高めてあげられるような上司になりたいものです。
まとめ
自分の頭脳や心理戦などを駆使して戦っていくゲームは、ページをめくるたびに、ハラハラドキドキします。
照朝にはたくさんの仲間ができていきますが、その辺の人間関係も中々にキャラクターが濃く、読んでいて飽きません。
大人でも頭を使う駆け引きやゲーム性がしっかり展開されてりるので、ゲームやギャンブルゲーム好きの方なら、きっとで満足できる作品のはず。
この記事を書いてる時はちょうど最終決戦中。
この先の展開がかなり気になる漫画『ACMA:GAME(アクマゲーム)』で男前を磨きましょう!