世界最強を名乗る格闘技は数あれど、真に
『最強』とよばれる格闘技はいったい何なのか…。
総合格闘技をはじめ、漫画『グラップラー刃牙』『喧嘩稼業』や小説『餓狼伝』など様々な媒体で議論されるこの話題。
インライフでは独自の視点で『世界最強の格闘技とは』いったい何なのかを研究していきたいと思います!
今回は韓国の国技
『テコンドー』の強さについて調べていきます!
テコンドーとは
テコンドーとは1950年代にテコンドー開祖・崔泓熙(チェ・ホンヒ) が日本留学中、船越義珍(ふなこし ぎちん)が開いた
松濤館(しょうとうかん)流空手元に独自の工夫を加えて立ち上げた流派で、現在では韓国の国技となっています。
「跆拳道」と書き、空手と比べて多彩な蹴り技が特徴。
「跆拳道」の「跆」は、踏む・跳ぶ・蹴る等の足技、「拳」は突く、叩く、受ける等の手技、「道」は武道を意味します。
別名
「足のボクシング」ともいわれ、蹴り技が他の格闘技に比べてかなりの比重をしめており、技のバリエーションが多彩。
2000年の
シドニーオリンピックより正式種目として採用され世界でも認知度の高い格闘技です。
テコンドーのルール
テコンドーには現在世界で大きくわけてITFと呼ばれる"国際テコンドー連盟"とWTFと呼ばれる"世界テコンドー連盟"の2協会が存在し、それぞれで若干異なるルールの元運営されています。
ITFはライトコンタクト制のルールで下段攻撃は禁止されているが顔面への拳攻撃は許容。防具は手足のみに着用し、ベースとなった空手により近いルールです。
WTFはフルコンタクト制ですが、防具は手足のみならず頭部、胴部にも着用する等安全性が考慮され、スポーツ競技としてのルールが制定。
また、ローキックなど下段攻撃や顔面への拳攻撃は禁止されており、連続の突きは点数にならないなど、より
蹴り技に重点が置かれています。
世界的な大会などではこちらを採用している事が多く、
オリンピックでもWTFルールが基準となっています。
日本では
"全日本テコンドー協会"がほとんどの道場を収めており、ルールとしてはこちらもWTFルールが採用されているところが多い。
テコンドーの強さ
遠心力を使い、威力を乗せた回し蹴りなどはまさしく一撃必殺のテコンドー。
素早い足技でリーチを奪い相手を攻め立てることができます。
しかし、前述の通り現在のテコンドーは
競技としての色合いが強く、
「下半身、顔面への攻撃禁止」「膝蹴り無し」「手技もあるにはあるがポイントにならない為使う選手が少ない」などと言った問題があります。
以前調査した「ムエタイ」も足主体の格闘技ではありましたが、手を使う割合はテコンドーより多く、バランスがとれていました。
総合格闘技のルールで対戦を想定した場合、
手を使った連携の少ないテコンドーは若干不利と言えるでしょう。