1968年から88年にかけ累計14万台以上販売されたフランス・シトロエン社を代表するオフロード車「メアリ」が新型EV(電気自動車)となって帰ってきました。
新型「E-メアリ」は「スタイリッシュで、堂々としていて、ちょっと生意気な変りもの」というコンセプトで、自分のライフスタイルにあった新しいタイプの乗り物を求めるドライバー、それもトレンドや環境性能に強い関心を持つ方々に向けたモデルとのこと。
ボディサイズは3810x1870x1650とオフロード車としては中々のコンパクトサイズ。
速度は最高110km/h、一回の充電で約200kmを走行可能です。
ボディカラーはオレンジ、イエロー、ベージュ、ブルーの4色、ルーフのカラーはブラックとブラッドオレンジの2色が発表されており、カジュアルなイメージを前面に押し出したフォルムや配色で、乗る人をワクワクさせてくれるようなルックスに仕上がっています。
ルーフは折り畳み式ソフトトップ。フロントとリアをそれぞれカバーし、後席は前方に倒すことでトランクスペースを広げることができるのも特徴。
派手なカラーリングの外観とはうってかわって室内はモノトーンのシンプルなデザインで、いずれの部分にも樹脂コーティングが施されており、室内をまるごと水洗いできるというかなり衝撃的な設計。
販売は今年春よりフランスで販売が開始され、生産が追いつき次第各国での販売が予定されています。
価格はまだ未定とのこと。
ありがちなコンパクトカーではなく、ヘリテージを活かしながら独創的かつ乗ると楽しくなるようなクルマに仕上げてしまう、シトロエンらしい1台。
シトロエンは「最新トレンドや環境の事に強い関心を持つ人に向けたモデル」とコメントしているので、トレンドやエコ、自分らしさを車でも表現したいという方にはピッタリな一台なのではないでしょうか?
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