「シボレー カマロ」は、1967年の初代モデル(第1世代)の発売以来、アメリカン・ポップ・カルチャーやハンバーガーなどと同様に、米国のシンボルとも言えるスポーツカー。2002年には一旦生産が中止となったが、2009年に生まれ変わったGMから、オリジナルモデルを彷彿とさせる迫力あるボディスタイルと最新型パワートレインを備えて復活を果たした。米国においては、2010年から3年連続で、ベストセラーのパフォーマンスカーになっている。
日本市場においても、2009年12月に再上陸し、デザインや乗り心地がCool(かっこいい)、運転していて乗っていてFun(楽しい)、アメ車ならではのFreedom(自由)な気分になれる、といったシボレーのブランドコンセプトを受け継いでいる。
今回の改良モデルの大きな特徴は、レースサーキットで得た教訓を活かした新装備と初代カマロを彷彿とさせるゆったりしたエクステリアの二つ。
新装備の例を挙げると、ラジエーターに効率よく空気を送り込むため、フロントバンパー下のフェイシアは開口部を大きく広くデザインした。綿密に計算されたリアスポイラーやリアデッキも極限の戦いから生まれたエアロダイナミクスの成果といえる。
販売開始は来年1月11日から。全国のシボレー正規ディーラーネットワークで取り扱う。
<変更点一覧>
■フロントとリアのフェイシア(デザイン)を一新
■フードルーバー付の新形状エンジンフード(LT RSモデルはデザインのみ)
■ヘッドランプとテールランプの形状を変更
■フロントにプロジェクタータイプのフォグランプを装備
■ドライバーインフォメーションセンター(DIC)のカラー表示化
<メーカー希望小売価格(消費税5%込み価格)>
■シボレー カマロ LT RS(V6 DOHC 3.6リッター):4,550,000円
■シボレー カマロ SS RS(V8 OHV 6.2リッター):5,650,000円
■シボレー カマロ コンバーチブル(V6 DOHC 3.6リッター):5,300,000円
■ボディカラー:サミットホワイト、シルバーアイスメタリック、ブライトイエロー、ブラック、レッドホット