皆さんは海外旅行に訪れた際に、日本食が恋しかったり、温泉を楽しみたいと感じた事はありませんか?
そんな方にオススメなのがスイスの割烹温泉旅館
『兎山』!
本格的な造りの旅館や食事、海外とは思えないほどの日本っぷりをご紹介します。
宿の特徴
スイスの首都チューリヒから車で20分、ハーゼンベルクという小高い山に佇むヨーロッパに1軒しかない割烹温泉旅館
『兎山』。
宿の名前はハーゼンベルクがドイツ語で「うさぎの山」という意味からそのまま名付けたそうです。
外観は、満月をイメージした黄色の建物で一見旅館のようには見えませんが、中はまさに日本の旅館。
お部屋
証券会社のスイス支店で働いていた倉林オーナーは、「ヨーロッパの人に日本の技術の粋を見てもらいたい。」という思いから一念発起、総工費7億円という金額をかけて「旅館 兎山」を造りました。
日本の伝統建築である数奇屋造りの「山の間」と書院作りの「月の間」を造る為に、日本の宮大工を呼び寄せ、材料も日本から運び込んで造るほどのこだわり。
倉林さんの読み通り、釘を使わずに建築する高い技術力に地元の職人からも賞賛の声がたくさん上がり、たちまち旅館は注目を浴びました。
お風呂
お部屋にはなんと、室内の浴室、サウナに加え、バルコニーにジャグジー露天風呂まであります。
これが各和室に設置されていて、周りを気にせず好きなだけ温泉を楽しめるのだから素晴らしい。
小高い山の立地を活かした露天風呂は最高の景色。
夜は満天の星空、朝はのどかな田舎の風景を満喫でき、1日中露天風呂で過ごしたくなるほど。
ただし「兎の間」「風の間」は洋室となっており、露天風呂はないので予約時に注意が必要です。
料理
こちらの旅館の醍醐味はなんといっても超本格的な懐石料理。
宿泊料金とは別料金となり、お値段も約14,000円程ですが十分にその価値はあるほどの絶品。
ミシュランも獲得した割烹料理に舌鼓を打ってみてはいかがでしょう。
館内のレストランに行けば掘りコタツで足を伸ばして味わえるし、宿泊であればお部屋で楽しむ事もできるので、家族連れの際はお部屋でゆっくり味わうのが周りも気にしなくていいのでオススメです。
もちろん日本人の仲居さんがしっかりと料理の説明もしてくれます。
朝食はビュッフェではなく、前日に希望を伝えておけばその時間に用意してくれます。
最終チェックアウトが12時なのでかなりゆっくりできますね。
いかがでしたか?
まさか海外にこんな素敵な和風旅館があるなんて驚きました。
スイスの田舎にある、ヨーロッパで唯一の割烹温泉旅館『兎山』。
旅の中でどうしても日本が恋しくなったら是非訪れてみてはいかがでしょう。
兎山公式HP
住所:Hasenbergstrasse 74,8967 Widen,Switzerland
電話番号:+4156 648 4000
宿泊料金:CHF430(約50,000円ほど)〜