皆さんも聞いた事のある「お、値段以上、ニトリ♪」というフレーズ。
全国にチェーン展開している家具屋「ニトリ」。
僕も家具を探すならまずニトリに行ってみようというぐらい生活に溶け込んでいるお店です。
そんなニトリも初めは倒産するのも時間の問題と言われていたというのをご存知でしょうか?
今回はそんなニトリを成功させたカリスマ的創業者
『似鳥 昭雄』さんから仕事術を学びます!
似鳥 昭雄(にとり あきお)
北海道・樺太生まれ札幌育ち。
大学卒業後に広告会社で働くも仕事が獲れず半年で解雇、23歳の時に似鳥家具店を創業しました。
この本名でもある「似鳥」、実は「にたどり」と読むのですが、あまりにも間違って読まれる事が多いため、「にとり」としたそうです。
しかし、特別な経験もない23歳が上手く経営できるわけもなく、月の売上が70万円ないと利益が生まれない中、実際の売上が40万円といつ倒産してもおかしくない状況でした。
ほとんどの人はそこで傷が大きくなりすぎる前に辞めてしまう所ですが、似鳥さんはなんとかしたい一心で、ロサンゼルスで行われた家具業界向けの研修セミナーへ参加。そこでアメリカの豊かさを知り、人生観が変わったと言います。
成功する為の5原則
似鳥さんは成功を収めるにあたり大事なこととして「成功の5原則」をまとめました。
それは、
「ロマン(志)、ビジョン(中長期計画)、意欲、執念、好奇心」です。
その中でも一番大事なのが「ロマンを抱くこと」だと言います。
似鳥さんはアメリカで得た知識や考え方により
「ロマン(志)」を持って仕事をするようになります。
ロマンを抱くというのは、「周りの人や世の中の為に貢献しよう」という考え。
アメリカの豊かな暮らしを見た時に「日本人の暮らしをアメリカのように豊かにしたい。」「同じ人間なのだから、アメリカ人にできて日本人にできないはずがない。」とロマンを抱いたのです。
さらに、師として尊敬する渥美俊一氏から教わった
「ビジョン(中長期計画)」をもとにして経営を成功させニトリを全国展開するまでに成長させました。
仕事で躓いた時は、物事を一つの目線で捉えるのではなく、目線や考え方を変えることで道は開けると似鳥さんは語ります。
会社を経営するだけでなく日常の仕事でも、目標は大事な物です。
それをいかにして実現させるかを考えるかが仕事を成功させる秘訣ではないでしょうか。
リスクを負え
誰よりも先駆けて新しい取り組みを始める事に意味があると似鳥さんは言います。
もちろん最初にやるという事はそれなりのリスクが伴います。
しかし、失敗を恐れて後発になった時点でそれは新しいモノではありません。
そこで必要となるのが、5原則の残り3つ。
失敗するかもしれないリスクに挑戦する
「意欲」。
何が何でも目標を達成するという
「執念」。
高い目標を達成する為に、様々な角度から物事を考える
「好奇心」。
この5原則を常に考えるようにしていれば、どんな仕事でもしっかりと向き合えるはずです。
いかがでしたか?
似鳥さんのように諦めずロマンを追い求めることで大人の男として成長できるのではないでしょうか。