今回はビジネス界やアメリカでは超有名、今世紀最大の経営者・発明家と呼ばれる
『イーロン・マスク』さんから仕事術を学びます!
イーロン・マスク
南アフリカ出身のイーロンさん。
10歳の時にコンピュータを買い、独学でプログラミングを覚え、わずか12歳で商業ソフトウェアである「Blaster」を販売するというわけの分からない経歴を持っています。
12歳で商業販売って何者ですか・・・。
またアメリカを「やる気さえあれば何でもできる、すごいことを可能にする国だ」と評し、母親の親戚が住むカナダに17歳で単身留学。
同年、カナダのクイーンズ大学に入学しますが、3年後にはビジネスと物理学を学ぶためにアメリカのペンシルベニア大学へ進みます。
そこで経済学学士号を取得、さらに物理学を修めるためにカリフォルニアのスタンフォード大学へ入学します。
ものすごい行動力ですね。
自分に必要、学びたいと思ったらすぐに行動に移しそれを習得する。
いくら天才と呼ばれていても並大抵の努力ではなかったはずです。
起業家として活躍
スタンフォード大学へ入学するも、すぐにインターネットブームに合わせて起業するためになんと
2日で自主退学。
弟のキンバル・マスクさんとオンラインコンテンツ出版ソフトを提供する会社「Zip2」を起業し、ニューヨークタイムズ等のオンラインサービス化を手伝います。
その後、「Zip2」を業界大手のコンパック社に販売、売却益で得た22億円を元手にインターネット決済サービス会社「X.com」を立ち上げます。
この「X.com」は後にクレジットカード決済サービスとして有名な「PayPal」社として大成功を納めます。
さらに大きな事業を目指すイーロンさんは、2002年にロケットの製造開発に携わる「スペースX社」を起業。わずか起業6年で独自開発ロケット「ファルコン1」の打ち上げに成功、その2年後には国際宇宙ステーションに宇宙船「ドラゴン」を民間として初めてドッキングに成功させます。
「人類の繁栄には地球以外の惑星をコロニー化することが必須で、そのためには移動手段が必要だ。しかし、NASAは火星に人類を送り込むことすら諦めてしまっていて、
このままでは人類の未来が危ういので自分でやることにした。」と彼は言います。
志がとてつもなくデカい。
考えたとしても実現させることは困難です。
イーロンさんにとって財産とは、あくまで幼少時代に抱いた夢をかなえるための手段に過ぎません。
常に物事を大きく考え、人々に影響を与える自分でありたいと思うからこそ成しえた事業ではないでしょうか。
常に批判を求めよ
スペースX社と並行して、電気自動車開発を行う「テスラ・モーター社」にも投資、2008年には同社の会長兼CEOに就任しました。
イーロンさんは電気自動車の弱点だった充電ステーションを独自で全米に設置し、アメリカ大陸の横断を目標に動き出しました。個々の充電システムは太陽光パネルを使ったセルフ発電。この太陽光パネルの設置を担当する「ソーラーシティ社」もイーロンさんが会長を務める会社です。
宇宙事業、電気自動車、太陽光発電、そのどれもが一筋縄ではいかない事業です。
しかしそれをイーロンさんは1人でやろうとしているのです。
誰かがやらないなら自分がやる。
まさに人類と地球の歴史を変えようとする働きではないでしょうか。
イーロンさんは「常に批判を求める」事が成功に繋がると言います。
自分が作ったものを褒めてもらえるのはすごく嬉しいことですが、その言葉の先にさらなる進歩はありません。
否定する言葉、改善を求める言葉をうまく聞くほうが商品にとっても大事なことなんですね。
いかがでしたか?
いかに天才と呼ばれる人でも努力や向上する事を欠かしません。
常に上を見て、考え続けることで成功者へと近付けるのではないでしょうか。