大人だからこそ面白いおすすめのボードゲーム紹介!略して「大人のボードゲーム」第10回!
今回紹介するのはすごろく型ボードゲーム!
もちろんただのすごろくではありません・・・。
なんと2重構造のすごろくなんです!!
見た目も面白いボードゲーム
『スピンデレラ』を紹介します!
ゲーム概要
プレイヤーはアリとクモを動かしながら、自分のコマであるアリを全てゴールまで進めれば勝利です。
クモを上手く使えば相手をスタート地点へ戻す事もできるので、案外頭も使うすごろくです。
プレイ時間は約20分。
2〜4人用で今回も4人でプレイ。
それでは、早速遊びながら説明していきます!
準備・コンポーネントの確認
まずは組み立て。
男子なら既にワクワクが止まらない作業ですね。
すごろくの面として使うボードが1枚とクモの移動用に使うボードが1枚、さらに2重構造にするための支柱が4本、ダイス3種類に切り株1つ、クモが3つ、アリのコマが3つずつ入っています。
説明書にしたがって組み立てていきます。
完成!!
後はダイスを振ってアリをゴールへ導きましょう!
遊び方・ルール
プレイヤーはアリのコマを操作して、手持ちの3つのアリ全てをゴールに進めれば勝利となります。
その他に上段のクモを操作したり、切り株を配置したりと自分にとって有利にも不利にもなるギミックを操作する事もできます。
ダイスは3種類同時に振ります。
まず確認するのは絵柄の書かれたダイス。
「アリ・クモ・葉」の絵が描かれていて、出た目によって何を操作するかが決まります。
アリの目が出た時は、さらに茶色のダイスを確認し、出ている数字の分だけ1匹のアリを進める事ができます。茶色のダイスは1〜6までの目が全てあります。
アリは何匹でも重ねる事ができ、下のアリが進めば上に乗っているアリも一緒に進むことができます。上手く人のアリに乗り、運んでもらいましょう。
ただし、高い位置はクモの餌食になりやすいので注意も必要です。
クモの目が出た時は白いダイスを確認。
1〜3の目のうち、出た目の分だけ上の段にいるクモを動かす事ができます。
クモは、上の2匹が近付くほど下の1匹がアリに近付くというギミック。
アリとクモのコマにはそれぞれ磁石が入っているので、一定の距離まで近付くと「カチッ」という音と共にアリがクモに捕まってしまいます。
捕まったクモはスタートに戻され、アリを捕まえたプレイヤーはその時の茶色のダイスの分だけ自分のアリを進めることができます。
この
「自分のアリを進めるために人のアリを捕まえる」というルールが良い感じにゲームを熱くしてくれます。途中から「アリを進める」よりも「アリを捕まえる」という気持ちが大きくなりすぎて全員で邪魔し合うことになりました(笑)
最後に、葉の目が出た時は切り株を使用した後、アリかクモどちらかダイスの目に従って動かす事ができます。
アリが1匹もしくは2匹いるマスに切り株を移動させます。
コース上にアリのいるマスが無い時は任意の場所に移動させることができます。
この時、切り株の中に閉じ込められたアリは、切り株が再度移動しないと動くことができません。
これも相手を邪魔する手段として有効です。
また、切り株の上には最大2匹までアリを乗せることができます。
その状態で切り株を移動させることもできるので、うまく使えばゴール前に切り株を運び、一気にゴールすることも可能です。
これを繰り返し、自分の色のアリ3匹全てをゴールさせたプレイヤーの勝利となります。
レビュー
アナログならではのギミックが楽しい!!
元々は子供向けのボードゲームですが、大人でも十分楽しめますね。
どのクモをどう動かせばアリを捕まえられるか、みんな必死に考えます。
ただ、絵柄ダイスのバランスが「アリ3・葉2・クモ1」なので、若干物足りない感じはしました。
クモをもっと動かしたい人は、シールなど貼ってアリを1つクモに変えてみるのもいいかもしれませんね。
いつもと違ったすごろくを楽しんでみたいという方に特にオススメのボードゲーム『スピンデレラ』。ぜひ遊んでみてはいかがでしょうか!
Spinderella -スピンデレラ-
価格:6,500円(税抜)
プレイ人数:2〜4人
プレイ時間:20分
対象年齢:6歳以上
メーカー:
Zoch Verlag