どうも、編集部ハマサキです。
気温も下がり、寒くてどうにも出不精になりがちなので色々と興味のあるイベントを探し中です。
各地の情報を見ていたところ、「日本遺産」に認定された、旧軍港の横須賀・舞鶴・呉・佐世保鎮守府の施設が公開されるとのことで、俄然外に出る気が高まっています。
「日本遺産WEEK」は、平成28年7月1日に旧軍港4市が認定されたことを記念して、普段見ることができない構成文化財の一般公開や、パネル展示などのイベントを開催。
舞鶴市では、明治から大正期の計22件(64施設)を公開。
期間中は、舞鶴赤れんがパーク内・赤れんが倉庫群など普段から見学できる施設に加え、軍用水道施設として造られた重要文化財の赤れんが構造物「旧北吸浄水場配水池」などを見学することが出来ます。
「戦艦・大和」が建造された呉では、旧呉鎮守府庁舎や水源地堰堤水道施設を公開。
大和ミュージアム高鳥砲台跡などで、呉市内の日本遺産構成文化財を巡ることで、魅力あふれるオリジナルグッズがもらえる「キーワードラリー」も実施されます。
大和ミュージアムでは「戦艦・大和」の巨大模型や、「戦艦・陸奥」で実際に使われた主砲の展示などが行われているので、旧海軍に興味のある方は外せないスポットですね。
最初に鎮守府が建てられ、今でも海上自衛隊カレーフェスタなどが行われている横須賀では、茅ヶ崎砲台跡などの見学ツアーを実施。
事前申し込み制で、いずれも定員があるので興味のある方は早めに予約をしておきましょう。
長崎の佐世保地方総監部には鎮守府当時の庁舎が残り、今も公舎として使われています。
資料館はかなり内容が濃く、流し見するにはもったいないほどの展示内容ですので、時間配分は多めに見ておくと良いでしょう。
佐世保といえば「佐世保バーガー」の発祥地ですし、観光と一緒にグルメを楽しむのもいいかもしれませんね。
個人的に一番気になっているのは舞鶴にある、東郷平八郎が舞鶴鎮守府の初代司令長官として2年間を過ごした「東郷邸(旧舞鶴鎮守府長官官邸)」。
終戦まで歴代司令長官官舎として使われた、和洋折衷の建築です。
現在は海上自衛隊舞鶴地方総監部の会議所として利用されていますが、舞鶴では親しみを込めて「東郷邸」と呼んでいるそう。
写真では見たことがあるんですが、実際に中に入れるとなるとかなり楽しみです。
期間は2016年10月22日から10月30日と、残念ながら全国の鎮守府を巡るのは難しそうですが、舞鶴とできれば呉に行ってみようと思います(大阪在住)。
ミリタリーが好きな方はもちろん、歴史や最近はゲームのモチーフになることも多いので、そういった方でも楽しめるイベントです。
普段は見ることの出来ない文化財を見学できる数少ないチャンス、この機会を是非逃さずに旅行にいかれてはいかがでしょうか。
旧軍港市振興協議会
http://www.kyugun.jp/