大人だからこそ面白いおすすめのボードゲーム紹介!略して「大人のボードゲーム」第9回!
今回は戦略と、それを隠すブラフを駆使して勝利を目指すボードゲーム
『SKULL-スカル-』を紹介します!
ゲーム概要
各プレイヤーは表面に花の描かれたディスクを3枚、髑髏の描かれたディスクを1枚、計4枚のディスクを持ちます。
それを裏向き(花か髑髏か分からないように)で場に出していき、勝負の際に髑髏を選ばないように表向けていくゲームです。
プレイ時間は約30分。
3〜6人用で今回も4人でプレイ。
それでは、早速遊びながら説明していきます!
準備・コンポーネントの確認
各プレイヤー毎に使うディスクは模様が違いますが、場となる四角いボード1枚、花3枚、髑髏1枚という組み合わせは同じです。
丸いディスクのデザインはオシャレでどれを使うか迷ってしまいますね。
今回は4人プレイなのでこの中から4種類を使います。
使う物はこれだけ、かなりシンプルです。
次に、ルールを説明していきましょう!
遊び方・ルール
まず、四角いボードを各自、かどに髑髏が描かれている面を向けて置きます。
この四角いボードの上が各プレイヤーの場になります。
次に、全員が丸いディスクの中から1枚を選び、裏向きで場の上に伏せます。
もちろん各プレイヤー、自分が置いたディスク以外は花と髑髏どちらが置かれているか分かりません。
これで場の準備が整いました。
スタートプレイヤーは、追加でディスクを重ねるか「チャレンジ」を宣言します。
ディスクを重ねる場合は、手札から1枚選び、裏向きで自分の場のディスクに重ねます。
この時、何枚重ねているか分かりやすくする為に少しズラして置きましょう。
スタートプレイヤーから時計回りに、ディスク追加かチャレンジを選びながら進めていきます。
誰かが「チャレンジ」を宣言すると、ディスクの追加は出来なくなります。
チャレンジを宣言したプレイヤーはまずこの場(全プレイヤーのディスク)に「花」が何枚伏せられているかを予想して「○枚!」と宣言します。
そこから時計回りに、チャレンジするかパスするかを宣言していきます。
もちろんパスを宣言したプレイヤーはそのゲームからは降りた事になります。
パスを宣言しなかったプレイヤーは、
前のプレイヤーが予想した花の枚数よりも多い枚数を宣言しなければなりません。
そうして、一番多い花の枚数を宣言したプレイヤーがチャレンジ権を得ます。
チャレンジ権を得たプレイヤーは、実際にその場のディスクを表向けていき、自分が宣言した枚数分の花ディスクを見つけなければなりません。
チャレンジは
自分の場のディスクを全て表向ける所からスタートします。
もちろん、その時に髑髏が出ればチャレンジ失敗となります。
誰のディスクを表向ける場合であっても一番上から1枚ずつ処理していきます。
髑髏が出た時点でチャレンジ失敗。
失敗したプレイヤーは髑髏を置いていたプレイヤーに対し、自分のディスクを裏向きで提示します。
髑髏を置いていたプレイヤーはその中から1枚を選び、裏向きのままゲームから除外します。
持ち主であるプレイヤーのみ、何のディスクが除外されてしまったのか分かるようになっています。
この時、髑髏が除外されてしまった場合、他のプレイヤーからすれば自分のディスクは全て安全だと思われてしまうので、バレないように注意しましょう。
チャレンジに成功したプレイヤーは、四角いボードをひっくり返し、花の描かれた面を見えるようにします。これで1ポイント獲ったという事になり、次にチャレンジを成功させれば2ポイント獲ったという事でゲームを勝ち抜けます。
これを続けていき、最後まで残っていたプレイヤーが負けとなります。
レビュー
チャレンジする時は自分の場を全てめくるというルールがかなり悩ましい部分ですね。
最初は皆、自分が勝ちたいから花ばっかり置くんだけど、誰かの邪魔をしなきゃいけないという感情が生まれると髑髏を置くようになる。
でも髑髏を置いている限り、自分は絶対に勝てない・・・でも花ばっかり置いていたら誰かに勝ち抜けされるかも・・・というジレンマが最高に楽しいですね。
敢えて髑髏を置きながらも自分からチャレンジ宣言をして、自分の場は安全だぞという意識を回りに持たせるのも常套手段ですね。
最後の方は、全員が全員を疑ってかかるという地獄絵図が広がります。
如何にして相手に自分を信じ込ませるか、戦略とブラフが絡み合う『SKULL-スカル-』。
誰かを騙したい時にはオススメです!
SKULL-スカル-
価格:3,000円(税抜)
プレイ人数:3〜6人
プレイ時間:30分
対象年齢:10歳以上
メーカー:Lui-meme