大人だからこそ面白いおすすめのボードゲーム紹介第4回!
今回はカードを主体にしたボードゲームを紹介したいと思います。
突然ですが、「バオバブ」という木を知っていますか?
サバンナ地帯に多く分布する木で、幹が太長く徳利のような形をしているのが特徴。
高さがあり、大きな枝を広げる為、様々な動物や昆虫が身を寄せることのできる木でもあります。
そんなバオバブの木を題材に、様々な動物や昆虫を積み上げて大きなバオバブを作るボードゲームが、今回紹介する
『バオバブ』です!
ゲーム概要
土台となるバオバブの幹へ、順番にカードを置いていき、崩さないように且つ自分の手札を早く使い切るゲームです。いわゆるバランスゲームですね。
ただし、カードにより置き方にルールがあるので、そのあたりは後でご説明します。
2〜6人用で今回は4人で遊びました。
それでは、早速プレイしながら説明していきましょう!
準備
まずはコンポーネントの説明と準備です。
最初に
土台となる「幹」を中央に組み立てます。
「カード」はよく混ぜ、各プレイヤー均等になるように全て配りきり、裏向けた状態で目の前に置きます。
これが各プレイヤーの
「山札」となり、誰か一人がこの山札を使い切ったらそこでゲーム終了、勝敗の判定へと移ります。
各自の山札から各プレイヤーが3枚ずつ手札に取ったら準備完了です。
遊び方・ルール
順番を決め、自分の手番が来たら
自分の山札から手札が3枚になるようにカードを引き、その手札から最大3枚まで中央の「バオバブの木」へカードを積み上げていきます。
ここでカードの絵柄とそれぞれの置き方を説明します。
枝(左上):どのような置き方をしてもよい
花(右上):カードの角が1ヶ所以上、外側にはみ出るように置く
サル(左下):カードの角が2ヶ所以上、外側にはみ出るように置く
コウモリ(右下):目を閉じて、胸の高さから置きに行く
ハチ(左上):どのような置き方をしてもよいが、この後、蜂の絵の上に置けるのは枝か花のみ
ヒョウ(右上):10cm上から落とす
ヘビ(左下):カードの角が1ヶ所以上はみ出るようにして、他のカードとカードの間に挟むように置く
トゥーカン[鳥](中央下):投げ込む
カメレオン(右下):前に置いたカードと同じ置き方で置く。前に枝や花を置いていたら、蜂の上にも置ける。
全部でこの9種類のカードを使って積み上げていきます。
途中で崩してしまった場合は、木から落ちた分のカードを集めて落とした人の前に山札とは別に置いておきます。
誰かが山札を使い切った時に、残りの山札と落としたカードの枚数を足して、合計が少なかった人の勝利となります。
ゲームのポイントとしては、山札からの補充も手番で使える枚数も
最大3枚という部分ですね。なるべく自分の番で手札全てを使い切る事で、いかに早く山札を減らしていけるかが勝利の鍵です。
もちろん無茶をすれば崩してしまうリスクもあるので、そのあたりの駆け引きがこのゲームの醍醐味でしょう。
プレイ感想・まとめ
トゥーカン[鳥]がすげぇ難しい。
強く投げると崩しそうだわ、ビビッて投げると届かないわで、みんな鳥が手元に戻ってくる。
あと、蜂がいい感じに邪魔できて楽しい。
心がひん曲がった大人同士でやると、蜂を置きまくってロクな事にならない・・・。
どこにも置けねぇよ。
まぁ、普通にやってたら案外崩さずに置ききれちゃいそうなので、これぐらい邪魔し合いながら遊ぶのでちょうど良い感じでした。
いかがでしたか?
『バオバブ』は子供でも手軽に遊べるカードゲームですが、大人がプレイするとより熱く遊べます!
前にボードゲームのイベントに行った時に、バオバブの土台を「フィギュアをくるくる回しながら飾る台」に乗せて遊んでいる人達を見たので、あの遊び方もやってみたいなぁと思います。
鳥を上手く乗せることができた時は、なぜか変な一体感が生まれる『バオバブ』をぜひ遊んでみて下さい!
ということで、次回をお楽しみに!!
バオバブ
価格:2,700円(税込み)
プレイ人数:2〜6人
プレイ時間:15分
対象年齢:6歳以上
メーカー:
Hemz universal games