オーストラリア・タスマニア州の北西地域にあるクレイドル山=セントクレア湖国立公園を含むこの一帯は、タスマニア原生地域としてユネスコの世界遺産に登録されています。
セントクレア湖は「眠れる水」と呼ばれるオーストラリアで最も深い水深をもつ氷河湖でもあり、この湖の豊かな水源を発電事業に活用するべく1930年頃に、南側の岸から湖に向かって伸びる250mの橋脚の先にポンプ小屋が造られました。
以来、50年以上に渡ってタスマニアの発電事業に貢献してきたポンプ小屋がリゾート宿泊施設として生まれ変わりました。
それが今回ご紹介する
「ポンプハウスポイント」です!
ポンプ小屋を改装した建物に加え、湖畔には水力発電公社を改装した建物もありますが、部屋数は合わせて18部屋と少なめです。
各部屋にはシンプル&モダンなセンスの良いインテリアが施されており、ベッドボードはタスマニア原産の天然板が使われているなど、こだわりが感じられます。
また、共有のリビングスペースには暖炉があり、宿泊者同士での交流も楽しみのひとつですね。
周辺の山々から流れ出る清涼な水を受け止めるセントクレア湖は、大自然を体全体で感じる事の出来る場所です。
夜明けや日の入り前の太陽光によって様々な表情を見せる湖面、朝霧に包まれた山々の幻想的な風景など、湖と一体化したこのホテルに宿泊すれば、素敵な思い出になることでしょう。
もちろん、周りを深い森林と山岳に囲まれているので、自然を満喫するもよし、フライフィッシングを楽しむのもよし、動物と戯れることも可能です。。
都会の喧騒を忘れ、ゆっくりとした時間が過ごせそうですね。
ただし、気を付けなければならないのが、こちらのホテル、17歳以下の方は宿泊する事が出来ません。宿泊料金はシーズンによって異なりますが、夏の時期はひと部屋約30,000円から45,000円程となっています。
いかがでしたでしょうか。
世界遺産のど真ん中にあるホテルというだけでも行ってみる価値はあると思います。
タスマニアの雄大な自然に癒されてみてはいかがでしょうか?
ポンプハウスポイント公式HP