オーロラといえば、いつ現れるんだろうと胸を躍らせながら極寒の中で待つというイメージがあったんですが、もう少し楽にオーロラを観察できる方法もあるようです。
今回は、ベッドで寝ながらにしてオーロラが彩る美しい夜空を観察できるホテル、
「Kakslauttanen(カクシラウッタネン)」を紹介します
ホテル・カクシラウッタネンは、フィンランドのウィンターリゾート地、サーリセルカに位置するホテルです。
ホテルの周りをラップランドの美しい景色が囲み、リゾートとしてだけでなく、
オーロラの観測ポイントとしても有名です。
ログキャビン、ログハウス、イグルーと呼ばれる雪で作られた、色々な様式の宿泊施設がありますが、1番のおすすめは
「ガラスイグルー」。
イグルーとは日本の
「かまくら」のようなもので、ガラスに覆われた天井から寝転んだままオーロラ観測できるという仕組みになっています。
イグルーは、中に入らずとも部屋の中が見えてしまいます。
ただここはプライバシーより何より、オーロラ優先で作られた部屋ですから文句は言えませんね。
ベッドルームから空全体を見渡すことができるように作られており、運がよければオーロラの空の下で過ごせます。
部屋でゆったりとリラックスすることももできますが、
アクティビティがとにかく充実しています。
冬はハスキー犬がそりを引いてくれる
「ハスキーサファリ」や、トナカイ遊牧民とのんびりソリの旅ができる
「トナカイサファリ」。
スキーやスノーボード、さらには、
砕氷船に乗れるツアーまで、多種多様なアクティビティがあります。
夏には、
砂金パンニングや乗馬、
レンメン川のクルーズを始め、さまざなアクティビティがあり、
白夜を体験できるのも夏の間だけです。
雪と氷でできた教会での挙式は冬期のみ、夏はイナリ湖に浮かぶウッコ島やサンタの橋など、持ち運び可能な祭壇で、希望の場所で挙式することが出来ます。
オーロラの下で愛を誓ったり、白夜に聖なる儀式をするのも素敵ですね。
そしてフィンランドと言えば
サンタクロース。
「カクシラウッタネン」には
サンタクロースの家があって、なんと
宿泊も可能。
子供の頃に夢見たサンタクロースが、自分の家と部屋をゲストに貸してくれるのでだなんて、子供の頃に戻って体験してみたいです。
いかがでしたか?オーロラは確かに運次第のところもありますが、1度は見てみたいもの。
よくオーロラ観測は、外でがんばって待機していても、寒さでリタイヤする人が多いといいますが、ここなら快適にオーロラ観測ができそうですね。
Kakslauttanen(カクシラウッタネン)
http://www.kakslauttanen.fi/ja/