『あぶデカ』シリーズ7作目にして最終作となる映画、『さらば あぶない刑事』が、2016年1月30日(土)に公開予定。
『あぶない刑事』は、館ひろし演じる、女性に優しく悪を許さぬタカこと『ダンディー鷹山』と、柴田恭兵演じる弱いものを見れば放っておけない正義漢ユージこと『セクシー大下』が犯罪を追って暴れまくり、軽妙なトークと激しいアクションを繰り広げる、コメディーを含みながらもハードボイルドな男達を映した1986年にスタートしてからヒットを続ける人気の刑事モノシリーズ。
今作のゲストキャラとして、シリーズ史上最凶の敵役を演じるのが吉川晃司。冷酷な中南米マフィアの役にこだわり、自ら熱望し1ヶ月以上にわたる猛練習を経て実演したというバイクアクションに注目。
スクリーンに華を添えるヒロインに抜擢されたのは、モデル・女優の菜々緒。タカの最愛の恋人という役どころを熱演した。
製作プロダクションのセントラル・アーツの黒澤満氏らは「2人が定年を迎えるということのドラマも作っていきたい」と内容を紹介。
刑事を定年退職するのか、それとも殉職してしまうのか、『さらば』の意味にも気になるところ。
製作のきっかけは、2012年に雑誌での取材を行った際、カメラの前でポーズをとった2人の姿に「相変わらずかっこいい」と感じたスタッフたちが企画を決意。
2人に声をかけた際には悩んだ様子もあったが、製作側の熱意を汲み取ってOKを出したそうだ。
ハードボイルドな男たちの戦い、手に汗握るアクション、軽妙なトークとアドリブに散りばめられた数々のユーモア。多くの人を虜にしてきたあの“あぶデカ”が帰ってくる。
『さらば あぶない刑事』
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