第26回目となる今回は、アニメ化もされた、週刊少年マガジンで連載中の作品
『七つの大罪』の主人公、メリオダスから学んでいきたいと思います。
【漫画のあらすじ】
ブリタニア一の大国・リオネス王国は、聖騎士達による『聖戦』のための軍備強化、更に増長した彼らの横暴によって荒れに荒れていた。
そんな国中を移動する酒場「豚の帽子亭」の主人である少年・メリオダスは、日々まずい飯とうまい酒を提供していた。
ある日いつものように営業をしていると、国の現状を憂いた第三王女・エリザベスが訪れるも、追っ手に捕まってしまう。
追っ手から彼女を救ったのはメリオダス。なんと実は彼こそ『七つの大罪』の団長、『憤怒の罪のメリオダス』だった。
この2人の出会いをきっかけに、リオネスの未来のため『七つの大罪』の仲間探しの旅が始まる。
自らの「罪」を償うため、そして王女と王国のため戦い続ける主人公、メリオダスから"オトコマエ"を学びたいと思います!
「男がよってたかって女一人に格好悪いことすんなよ」
○オトコマエポイント
女1人に男が集団で取り囲むなんてもってのほかですが、そんな集団を相手に1人で立ち向かう男はまさに"オトコマエ"。
そんな勇気ある男は、例えその後に負けてしまっても女性はその勇姿を心に刻むに違いありません。
例えどんなに劣勢でも女性が困っていたら体を張れる男になりたいものですね!
「それがお前の罪だぜ」
○オトコマエポイント
メリオダスが背負うのは七つの大罪の中の<憤怒>であり、「<憤怒>に我を忘れ「ダナフォール王国」を消滅させた」という『罪』を背負っています。
生きていく上で犯してしまった『罪』は償っていかねばなりません。メリオダスはその覚悟をしっかりと胸に刻み、旅をしています。
犯してしまった罪は消すことはできませんが、改めることはできます。
過去の自分の過ちを認め、受け入れ、償っていく覚悟のある男は"オトコマエ"ではないでしょうか。
もちろん罪を犯さないことが一番ですが…。メリオダスの『罪』にも謎がありますからね。
「それが オレにできる唯一の償いなんだ!!!」
○オトコマエポイント
メリオダスが持つ武器『刃折れの剣』。
自らが犯した罪の意識からこの剣は死んでも離すわけにはいかない。それが唯一の償いであるといいます。
メリオダスがこう言った理由は、過去の罪と、何かしらの関係があることは間違いありませんが詳細には描かれていません。しかし、この剣を持っていることで過去の罪を見つめ直しているのでは。
メリオダスのように、自分がやるべき行動や信念をしっかりと理解しているかどうかが"オトコマエ"かどうかを左右する要因として大きいと思います。
自分は何のために存在しているのかを今一度見つめ直してみてはいかがでしょう。
まとめ
メリオダスは、普段とてもひょうきんですが、そのひょうきんな行動にも実は信念が見て取れます。
そして戦闘ではさらに精神力は強まる、仲間からしてもとても頼りになる団長です。
かつてどんな『罪』を犯したのか、その詳細ははっきりとしていませんが、どんな罪を背負おうともその罪を背負っていく精神力と仲間を想う気持ちは"オトコマエ"を見習うにはとてもいいキャラクターではないでしょうか。