大阪府立箕面公園

阪急箕面駅から北に400メートルのところに位置する大阪府営の箕面公園は、明治31年に開設し、昭和42年に指定された国定公園でもある。老若男女問わず、たくさんの人々の憩いの場として愛され続けている。大阪市近郊にありながら、およそ1,300種の植物と3,500種の昆虫、数多くの野鳥、哺乳動物、両生・爬虫類、魚類などの棲息する自然の宝庫である。
箕面を中心とした国内の昆虫が展示された昆虫館や、白雉元年（650年）、箕面滝で修行を積んだ役小角（えんのおづぬ）が建立したとされてる瀧安寺、半島状の突起がまるで天狗の鼻のようなことからその名がつけられた天狗鼻、二つの大きな唐人戻岩など見所も満載！
そして公園の一番奥にあるのが日本の滝100選にも選ばれている箕面滝。高さ33メートルの滝は駅から歩いて50分かかるにもかかわらず、秋は紅葉を楽しむ家族連れやカップルでにぎわう。秋だけでなく、春は桜、色とりどりの花、そして新緑、シダ植物、ほたる、河鹿……と四季折々の風情が楽しめるので行く度に新しい発見ができる。