第2回目の今回は、第1回目で紹介した『ONEPIECE』と同じ週刊少年ジャンプで、現在連載中の作品
『僕のヒーローアカデミア』の主人公「緑谷 出久(みどりや いずく)」から学ぼうと思います。
この作品は、落ちこぼれの男子高校生「緑谷 出久」を主人公とした「ヒーロー漫画」です。爆発を起こしたり、身体を巨大化させたりなど、誰もが「個性」を持つ時代。
それぞれが「個性」を活かしてヒーローを目指す中、誰よりもヒーローに憧れる主人公でしたが、彼はこの時代では珍しく「無個性」で生まれ育ちました。
そんな無個性の主人公がもがき、苦しみ、それでもヒーローになるという夢を諦めない姿は、かなり"オトコマエ"ではないでしょうか。
彼の名シーンの中から、「オトコマエ」なポイントを分析してみましょう!
「君が凄い人だから 勝ちたいんじゃないか!」
○オトコマエポイント
生きていれば必ずぶつかる困難や宿敵などのあらゆる障害。
自分には無理だと諦めず、相対するものが大きければ大きいほど、それを超えようと思う気持ち。
諦めるどころか、かなり前向きなこの考え方ができる男は、かなり"オトコマエ"ではないでしょうか。
考えるよりも先に飛び出してしまうシーン
○オトコマエポイント
友のピンチに、あらゆる「個性」を持った人たちが足を竦める中、「無個性」である主人公 出久がいち早く動き出したシーン。
「自分には無理だ」「目立ったら恥ずかしい」なんて余計なことは考えない!
そこに助けてほしい人がいる。それだけで身体が勝手に動いてしまっている。
「無個性」だけど、誰よりも『ヒーローの心』を持っていることが際立った超オトコマエなシーンです。
オールマイトの修行を完遂したシーン
○オトコマエポイント
やはり、どれだけ「ヒーローになりたい」と願っていても行動を起こさなければ到底なることはできません。
主人公は最強のヒーローであるオールマイトからその個性を受け継ぐことになりますが、全く身体が器として耐えられません。
そのため、ゴミだらけの砂浜を10ヶ月かけて蘇らせます!(もちろん他のメニューもびっしり)
そしてひょろひょろの身体からこのような鍛えられた身体に成長します。
この並大抵でない「努力」!!結局最後はこの言葉に限るんですよね。
まとめ
上記の修行シーン、ただでさえ超ハードな修行プランを提示されていたにも関わらず、それ以上の努力を行っていたのです。
そのため、「完成以上」の器を造り上げることになりました。
『僕のヒーローアカデミア』の主人公である出久のように、見た目だけ"オトコマエ"を振舞うのではなく、泥臭く、熱い心を持った人物こそが"オトコマエ"なのではないでしょうか。
彼が本当のヒーローになるために仲間と出会い、敵に立ち向かって成長していく姿を見れば、つまらない体裁や倦怠感を抱いている自分をハッとさせてくれます。