その衝撃的なタイトルで発表直後から大反響を呼び、累計発行部数260万部を突破した住野よるの小説デビュー作「君の膵臓をたべたい」が劇場アニメとしてスクリーンに登場!
2015年に大ヒットとなり、漫画化・オーディオブック化・実写映画化と次々とメディアを賑わせていく。
今回は、漫画のアニメ化を多く手掛ける牛嶋新一郎が監督となり、『To LOVEる』などで人気のアニメーター岡勇一がキャラクターデザインと作画総監督を務めた。
劇場アニメ『君の膵臓をたべたい』が、9月1日(土)から公開され、大阪・ブルク7での舞台挨拶に主人公「僕」の声優を努めた高杉真宙をはじめ、桜良役のLynnほか、桜良の親友・恭子役の藤井ゆきよ、、牛嶋新一郎監督が登壇した。
高杉真宙は、MCから声優と紹介され「めちゃくちゃうれしいです。顔が赤くなりそう」と恥ずかしそうにしていた。
声優について聞かれると、声の収録時はまだアニメが完成していなく、絵コンテの状態で声の収録をしたことを明かした。
桜良演じるLynnは、作品に聞かれると「なんて素敵な作品なんだろう!!」と喜びを伝えていた。
その後作品について聞かれた藤井ゆきよが「当たり前にいた親友が…。なんかそのことを思うと…うぅ…」と涙を見せ、桜良役のLynnが抱きしめる場面があった。
そして「なんか当たり前をいとおしく思って毎日を過ごしたいな」と、この作品に出会った感動を涙を浮かべ話した。
牛嶋監督は、原作からアニメにする際、削るところと話を繋げる為のオリジナルの部分を原作者の住野と何回も打ち合わせしたとアニメ化の難しさを語った。
その後どうしても話したいという高杉真宙は「一番、泣きそうになった瞬間があります。僕が収録していないとき、みなさんがマイクの前に立ってセリフを言っているときで、いまアニメを撮っているんだ。目をつぶると、アニメが…。幸せな時間だった。」とアニメ好きとしての一面を見せていた。
最後に、高杉真宙は「素敵な作品です。皆さんに見て頂いて完成するものだと思うので、この作品の(上映時間)2時間で何か受け取って頂けたらいいなと思っています!」と締めくくった。
劇場アニメ『君の膵臓をたべたい』
ストーリー
「僕」は、どこにでもいる平凡すぎる程地味な高校生。クラスの誰とも話さず、誰とも関わらず、1人読書を楽しむ日々
を過ごす。
そんなある日、「僕」は「共病文庫」と書かれた本を拾う。そこには、誰かの病気の内容と治療生活、その人の思いが綴られていた。その誰かとは、クラスでも人気の天真爛漫な女生徒・山内桜良。
家族以外誰にも話していなかった桜良の病気を「僕」が知ったことで、2人の距離は段々と近くなっていく。
桜良は膵臓を患い、高校生にして余命は後少しか残されてなかった。桜良は、初めて家族以外に病気のことを打ち明け、「僕」は桜良の「死ぬ前にやりたいこと」に協力することにする。
人に興味を持てなかった「僕」が、純真で天真爛漫で明るく常に笑顔でいる桜良と触れ合うことで、段々と欠けていた心を補っていく。性格の真反対な2人は、お互いを尊敬し、憧れを持ち、お互いを必要とし始める…。
出演:高杉真宙 Lynn 藤井ゆきよ 内田雄馬 福島潤 田中敦子 三木眞一郎 和久井映見
監督・脚本:牛嶋新一郎
原作:住野よる『君の膵臓をたべたい』(双葉社 刊)
原作イラスト:loundraw
キャラクターデザイン・総作画監督:岡勇一
美術監督:小川友佳子
音楽:世武裕子
アニメーション制作:スタジオヴォルン
オープニングテーマ・劇中歌・主題歌:sumika
配給:アニプレックス
公式サイト:
https://kimisui-anime.com/
コピーライト:(C)住野よる/双葉社 (C)君の膵臓をたべたい アニメフィルムパートナーズ
高杉真宙
2012年に公開された『カルテット!』で映画の主演を飾り、そこから数々の映画に出演している若手俳優。
2018年には、映画『世界でいちばん長い写真』や『虹色デイズ』などで主演を務めることになっており、現在注目俳優。
Lynn
アメリカと日本のハーフであり、『風夏』や『メルヘン・メドヘン』と言った人気アニメだけでなく、海外作品の吹き替えも数多くしています。
藤井ゆきよ
2015年放送の「ルパン三世」テレビシリーズでレベッカ・ロッセリーニの声を担当し注目された。翌年の2016年から「美少女戦士セーラームーン」の最新シリーズとなる『美少女戦士セーラームーンCrystal』に出演。