田村正和 声聞こえない…
引退宣言の陰で囁かれていた体調不安
かつてのトレンディードラマや、フジテレビ系の人気ドラマシリーズ「古畑任三郎」などで知られる男前俳優の田村正和(74)が発売中の写真週刊誌「フライデー」で"引退宣言"し、話題になっている。
同誌によると、田村は周囲のごく一部に対し引退する意向を告白。今月中旬には、田村の功績を労う食事会が都内で行われたという。
同誌は日課の早朝ウォーキングに出かける田村を直撃。すると田村は「自分の中で辞めてもいいかなと思った」「自分としては、もう十分にやったなと」と事実上の引退宣言。
引退を決断したきっかけは今年2月放送の主演ドラマ「眠狂四郎 The Final」(フジテレビ系)。完成試写を見て「これじゃダメだな」と思ったという。
「ここ数年は年に1本単発のドラマに出演するぐらい。父が名優・阪東妻三郎というサラブレッドの田村さんは、父を9歳でなくし10代後半から仕事に打ち込んできました。それもあって、もう十分やったという気待ちになられたのでしょう」(テレビ局関係者)
出演作品をしぼったこともあり、圧倒的に露出が減っていた田村。ここ数年は体調不良説も飛び交っていた。
「13年には死亡説が流れ、自宅に報道陣が集結。結局これはデマでしたが、以前のように声を張り上げるのが困難になっていたようです。インタビューでは近づかないと声が聞き取れないと、周囲も体調を心配していました」(芸能記者)
そうしたなか、ひっそりと身を引いたのは田村の流儀だったのだろう。
最後まで男前な姿を見せて欲しい…