大人だからこそ面白いおすすめのボードゲーム紹介!第7回です!
今回は、自分が探偵になり凄惨な殺人事件の犯人を突き止める謎解きボードゲーム
『藪の中』を紹介します!
ゲーム概要
「藪の中」は数字の書かれた人型のカードを使って、自分の見た情報とその場の状況を踏まえて事件の犯人を突き止める推理ゲームです。
プレイ時間は約20分。
3〜4人用で今回は4人プレイ。
それでは、早速プレイしながら説明していきます!
準備・コンポーネントの確認
各プレイヤーに色毎の丸いチップを5枚配ります。
このチップは裏表があり、表は目のマークが描かれている方で、裏には黒っぽいマークが描かれています。
他にも、1番目のプレイヤーを分かりやすくする為の
「第一発見者マーカー」(写真左)と、1番目のプレイヤーが確認しなかった容疑者を分かるようにする為の
「目印マーカー」(写真右)があります。
次に、人型カードの説明。
白紙、2〜8の8枚を使います。
3人で遊ぶ場合は「2のカード」を除いてプレイします。
白紙は文字通り「シロ」、犯人ではありません。
2〜8の数字のカードは
「最も数字の大きいカードが犯人」となります。
しかし、容疑者の中に『5』のカードがいる場合は
「最も数字が小さいカードが犯人」に変わります。
人型のカードは数字が分からないように裏向きで、4枚を場に置いてください。
その内、1枚を横向きにして
「死体」とします。
他の3枚は、川の字に並べて
「容疑者」とします。
残りの人型カードを裏向けた状態で各プレイヤーに1枚ずつ配り準備完了です。
これだけの説明では、よく分からないと思うので、後はやりながら補足していく事にしましょう。
遊び方・ルール
準備が整ったら、まず自分に配られた人型カードの数字を各自で確認します。
次に、自分の人型カードを右隣のプレイヤーに1度だけ回して、新たに手元に来た人型カードの数字を確認します。
これで、各プレイヤーが2枚の数字を把握していることになりました。
ここからは一人ずつ手番を消化していきます。
最初のプレイヤーは第一発見者マーカーを自分の前に置きます。
※誰から始めたかの目印なだけなのでゲームに直接影響はありません。
次に、場にある「容疑者」の中から
2枚の数字を確認します。
この時、確認しなかった1枚の容疑者の下に、目印としてマーカーを置きます。
これで合計4枚の数字を把握している事に。
この情報を元に3枚の容疑者の内、誰が犯人なのかを推理するのです。
犯人だと思う容疑者の上に、自分のチップを表向きで置き、手番は次の人へと回ります。
次の人は、前のプレイヤーが
チップを置いた容疑者以外の2枚を確認する事ができます。
同じように、4枚の数字の情報を踏まえて容疑者を推理して、犯人だと思う容疑者の上にチップを置いていきます。
これを繰り返して、全員が容疑者を推理したら答え合わせ。
この時、犯人を見事当てたプレイヤーは各自自分のチップが表面のまま返ってきます。このチップは次のゲームでも使い続けることができます。
反対に犯人を間違えてしまったプレイヤーは、チップを裏返して引き取らなければなりません。
さらにこの時、
同じ容疑者を指名して間違えたプレイヤーが複数いた場合は、後から指名したプレイヤーが、その容疑者に付いているチップを全て裏返し、「嘘つきチップ」として引き取ることになります。
この嘘つきチップが5枚溜まるか、表向きのチップが0枚になったプレイヤーが負けとなります。
ここがこのゲームの面白いところ。
仮に自分が間違った指名をしていても、他のプレイヤーが自分の答えに乗っかってくれれば、自分はペナルティーを負わなくて済むのです。(※チップは減りますが)
これを利用して、わざと間違った指名をしてそれに乗っかったプレイヤーに一気にペナルティーを与えるという心理戦も楽しくなります。
真面目に推理したフリをして相手を陥れる作戦が見事に決まったときはかなり快感ですよ!
周りからは嘘つきと呼ばれますが、このゲームでは褒め言葉として受け取りましょう!
プレイ感想・まとめ
「5」がどこにあるか把握できるかで、かなり立ち回りが変わってきます。
個人的には3番目のプレイヤーが楽しいと思いました。
1番目と2番目の意見が分かれた時には、どちらかが不正解なのでかなり慎重に推理しなければなりません。
最初の内は、みんな真面目に推理するからあんまりチップの変化はないんだけど、慣れてくるとすぐに嘘をつきだす奴らばかりなので、どんどん泥沼化していきます・・・。
最終的には皆が疑心暗鬼になってゲーム終了という結末でしたが、かなり楽しかったです。
時間もサクッとできるのでちょっとした合間に便利。
パッケージもポケットサイズなのでオススメです!!
藪の中
価格:2,376円(税込み)
プレイ人数:3〜4人
プレイ時間:20分
対象年齢:9歳以上
メーカー:
Oink Games