遡ること10数年前、プロレスとの出会い
ビルドアップされた肉体に目を惹かれるが、パワーより身体のバネと柔らかさを生かした闘いでファンを魅了するGamma選手。トップレスラーのひとりとして、人気絶頂のレスラーだが、デビュー時には多くの困難が・・・
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●プロレスを始めたきっかけは
「まぁ、プロレス好きだったし・・・なんとなく・・・(笑)」
●・・・そうですか。では、デビューはいつ頃で、相手は
「・・・’96年にウィリーさんという外人選手と。あんまり覚えてない。」
●当時はどんな様子でしたか−
「だから、覚えてないって言ってるだろ!」
●・・・・・・。
一度は諦めたプロレスラーへの道・・・
当時所属していた団体を退団。その後、就職を経て、ひとりの社会人として歩むにつれて、プロレスへの夢が消えかかっていった。普通ならここで諦める人が大半だろうが、Gamma選手は再度プロレスラーの道へ。それから時は流れ、今、Gamma選手はトップヒールとしてリングの上に立つ。
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●ヒールとして活躍されていますが、Gammaさんにとってヒールとは−
「・・・ん?ヒールとは悪いことをする人のことを指す言葉で、僕は悪いことなんてしていませんから。その辺はファンから誤解されている部分ですね。自分の好きなことを自由にやっているだけです(笑)。」
※なぜかここで丁寧な口調に変わる・・・(笑)
●インライフ読者に向けて一言アドバイスをお願いします−
「特にないけど・・・。・・・、!それよりお前!!(インタビュアーに向かって)プロレスの話ばっかりじゃねえかよ。フィットネス店の話を聞くんじゃねえのか?? 俺がやってるのは、女性専用のフィットネス教室『all fitness』だ!現在全国で7店舗あるが、これからもドンドン増えそうな勢いだからよく覚えておけよ〜。ちなみに俺は女性・子供にはとても優しい〜から、安心してくれよ!」
限られた時間の中、可能な限りの話をしてくれたGamma選手。インタビュー中のその表情や言葉の一言一言は自信に溢れ、充実した時間を過ごしていることが窺えた。また口調の荒さの裏に潜む真摯な想いにファンは魅了されるのではないだろうか。
Gammaさんってどんな人?(編集部からみた印象)
第一印象は「がっちりしているなあ」といった印象で、余計な脂肪がまったくなく、全身筋肉の塊といった感じです。自分の好きなこと・やりたいことをまっすぐにやり通している信念を感じつつ、おちゃらけた一面も見せるなど、男性・女性問わず人気を得ているのが納得できる魅力を感じさせてくれる人物でした。