皆さんは古いラーメン屋と聞いてどんなお店を想像しますか?
ボロボロの暖簾に、クッション性のないイス。
客が居ない時にはカウンター席で新聞読んでる店主。
だいたいこんな感じなんじゃないでしょうか?
ところが和歌山県岩出市に廃バスを再利用したラーメン屋があります。
知らない限り、絶対に通り過ぎてしまう、まさに隠れ家
『山崎食堂』を紹介します!
マジか…。
これがラーメン屋?
廃棄処分された昔のバスにしか見えませんね。
国道130号線沿いにある「山崎食堂(やまさきしょくどう)」は40年以上の歴史を持つ老舗ラーメン屋。
知る人ぞ知るラーメン屋だけあって人気も高く、お客さんは多いみたいです。
ただ、外観がこれなので初めて来るお客さんは通り過ぎてしまう人が多いんだとか(笑)
見た目のインパクトが強い分、一度訪れたら場所は忘れないでしょうけどね。
内装は店主である名物おばちゃんの趣味が全開です。
大衆演劇が好きみたいなので、話が合う人は楽しいんじゃないでしょうか。
娘さんと交代制で営業しているので、行った時にどっちが居るかは運次第です。
どちらにも会えるよう何度か通ってみるのもいいですね。
メニューは「中華そば 600円」がメイン。
豚骨と鶏ガラベースに野菜を加えたあっさり系のスープに、スタンダードなストレート麺。
とんでもなく美味い!ってことはないけどバランスの取れた優しい美味しさが評判だそうです。
また、和歌山のラーメン店にはおでんが置いてあるお店が多く、山崎食堂もおでんがセルフサービスで置いていて、1本100円で湯豆腐なんかもあります。
ただ、開店してすぐだとおでんに味が染みていない事があるみたいなので、中華そばとおでん両方味わいたいなら夜に行くことをオススメします。
なかなか見ることのない廃バスの中で、昔ながらのラーメンを食べて、ノスタルジックな雰囲気を味わってみてはいかがでしょうか?
山崎食堂
住所:和歌山県岩出市山崎228
電話番号:0736-62-5923
営業時間:16:00〜24:00
目安料金:中華そば 600円
定休日:毎週火曜
駐車場:有