任天堂の聖地と呼ばれている食堂、
「84(はし)」をご存知でしょうか?
元任天堂社員の橋本さんが経営しており、その人柄と人望と人脈により、数多くのゲーム業界人が訪れている、まさに
ゲームの聖地ともいうべき食堂なのです。
店内には
「スーパーマリオ」を生み出した、任天堂の宮本茂氏のサインや、
「ポケットモンスター」の作者として有名な増田順一氏のサイン、
「ゼルダの伝説」総合プロデューサーの青沼英二氏のサインなど、普通なら見られない、レアな任天堂アイテムが飾られています。
信頼と「人とのつながり」を大切にしている「84」は、
完全会員制。
一度でもこの店を訪れた会員しか入れないため、どうしても行きたい人は会員の同行者として入るしかありません。
そもそも住所を公開しておらず、見つけにくい場所にあるため、一般客が入ることはほぼないそうです。
ごく稀に入ってきてしまう客もいるようですが、
入店はお断りしているという。
そんな「84」が2015年に移転のため閉店。
再オープンの日が未定だったため、多くの会員たちが「いつオープンするんだ!」と言っていましたが、2016年4月に再オープン。
旧店舗よりも居心地が良くなり、メニューもリニューアルし、評判も上々のようです。
しかし、前回と同様に
「ものすごく見つけにくい場所」に再オープンしたため、店舗を見つけることができない会員たちが何人もいるのだとか。
会員だとしても新店舗の住所は教えられていないのです。
一部の会員には「住所のヒント」が与えられているので、それをもとに店を探すことになりそう。
ゲームの隠しダンジョンも、最初はごく一部の人たちが発見し、徐々にその場所が明らかになり、拡散されて多くの人が知るようになっていきます。
「84」の
場所探しもゲームのひとつ。
新しくなった「84」を体験したい人は、場所を発見した会員と一緒に行ってみるしかありません。
新店舗になり、新たにスタンプカードと会員カードのサービスが開始され、会員カードには番号が記載、裏にはマジックで名前を書くシステムになっています。
任天堂マニアならば64番(ロクヨン)が欲しいかも?
もしあなたが「無事に店に行けた」ならば、いくつか気に留めておくことがあります。
店内の撮影は可能ですが、スマホの位置情報が写真に含まれてしまうことがあるので、
位置情報はオフで撮影しましょう。
ゲームマニアはもちろん、この年代のゲームにハマった覚えのある大人も少なくないのではないでしょうか。
どこにあるかはわかりませんが、機会があれば是非訪れてみたい「隠れ家」ですね。
【店舗情報】
店名: 『84』(はし)
住所: 日本のどこか
時間: 秘密
休日: 秘密