渋谷駅から歩くこと5分。
明治通りにあるビルの4階にある漫画サロン
「TRIGER(トリガー)」。
ここにはお客さんの好みに合った漫画を選んでくれる「漫画ソムリエ」なる人がいるそうです。
漫画喫茶とは一味ちがう、
大人の隠れ家的漫画サロンを紹介します!
「TRIGER」のプロデュースを手がけるのは、「ホリエモン」こと堀江貴文さんらが代表をつとめる、さまざまな漫画の書評や紹介を行う団体
「マンガHONZ」。
地域特化型クラウドファンディングサービス・FAAVOにおけるプロジェクトで、国内の漫画関連プロジェクトとしては過去最高金額だという
約1260万円もの支援金額を達成し、オープンしました。
トリガーには、「マンガHONZ」でトップレベルの読書量を誇るレビュワーがコンシェルジュとして常駐し、
4000タイトル以上もの作品から今まで手に取る機会がなかった
漫画と出会うきっかけ(トリガー)を提供。
大人のカフェ・バーをイメージした落ち着いた内装となっており、じっくりと漫画を読めるのはもちろん、
有名漫画家を招いたファンイベントや、新刊販促イベントなど、
漫画好きが集まるイベントスペースとしても活用されています。
コンシェルジュの永田希さんと兎来栄寿さんは無類のマンガ好きとして有名で、
年間の読書量は1000冊以上、マンガ推薦の活動もしています。
自分の好みやその日の気分を伝えれば、コンシェルジュがあなたのためだけにマンガを選んで持ってきてくれます。
そして読んだ感想を言えば更にあなたに合ったマンガを紹介してくれるでしょう。
問診表もあるので
人と話すことが苦手でも安心です。
最新の漫画はもちろんのこと、
「完全復刻版 火の鳥」や楳図かずお先生の
「14歳 完全版」など
1冊10万円を超える貴重な作品から、
現在では手に入らない絶版作品まで取り揃えられています。
また、マンガ好きなら思わずニヤリとしてしまう個性的な名前のメニューが用意されているのもポイント。
漫画を読みながら作品内に出てきたメニューを食べると、
より作品の世界に入り込めるかもしれませんね。
トリガーでは
どんな長編のタイトルでも3巻までしか扱っていません。
これは店内のスペースとの兼ね合いもありますが
「漫画との出会い」を提供する場所として、トリガーをきっかけに出会った好み漫画を自分の手で揃えて欲しい、という思いからだそうです。
ちなみにトリガーでは迷惑にならない範囲での
雑談が推奨されています。
漫画サロンの「サロン」には文化人が交流する場という意味がありますからね。
せっかく店員も含めマンガ好きしかいない場なので「それ面白いですよね」と話しかけて酒を飲みながらマンガ談議をしてもいいかもしれません。
人との出会いの数だけマンガの出会いがあるでしょう。
皆さんもたまにはゆっくり漫画を読んで、のんびりとすごしてみてはいかがでしょうか?