第31回目となる今回は、3度目の
『ワンピース』から、ロロノア・ゾロをピックアップし学んでいきたいと思います。
今回は漫画「ワンピース」から3キャラクター目となるロロノア・ゾロ。いい漫画には"オトコマエ"なキャラクターが大勢いるということですね!
単純に男らしい圧倒的な"強さ"、常に船長であるルフィを立て、No.2として支える芯の太さなど…!
"麦わらの一味"の剣士であり、自分の立場とやるべきことを見失わない武士道を持つゾロから「オトコマエ」なポイントを分析していきます!
「おれは おれの信念に後悔するような事は何一つやっちゃいねぇ!」
○オトコマエポイント
人からバカにされようが、無駄だといわれようが、自分の信念の元に行動しているのであれば、まわりになんと言われようが気にする必用はありません。
ゾロはこれまでも、そしてこれからも自分が後悔するような選択は選ばないと言い切ります。
やはりしっかりと「自分」というものを持ち、自分の夢や目標のためには修羅の道も厭わない心をもっている男は"オトコマエ"でしょう!
「……なにも!!! な゛かった…!!!!」
○オトコマエポイント
ルフィが瀕死のところに現れた強敵に対し、自分の首を持っていけと庇うゾロ。
その気概に関心した強敵は、ルフィの「ダメージ」を肩代わりさせる能力を使います。全員が意識を失っている中、ひとり痛みに耐えるゾロの勇姿は"オトコマエ"すぎます。
極めつけが、みんなが起きた時に「何があったか」と問われた際にこのセリフを言ったことです。
相当なダメージを一人で背負ったにも関わらず何もなかったと語るゾロ、文句なしのかっこよさです!!
「いざって時にコイツを立てられねぇ様な奴は 一味にゃいねぇ方がいい…!!」
○オトコマエポイント
圧倒的な剣士としての強さを持つゾロですが、船長であるルフィにはしっかりと行動をわきまえます。
自由な船長をしっかり轡を引くNo.2として心構えしているのでしょう。
そんな思いがわかりやすいのがこのシーン。ウソップとルフィが一味の乗る船・メリー号を巡り仲間割れしてしまった場面です。
本来ウソップも大切な仲間。引きずってでも連れ戻したい気持ちです。
しかし、自分たちは船長を立てないといけない。そういってルフィを立てるのがこの一味でのゾロの役割なのです。
仲間内での自分の立ち位置をしっかりと把握していることは"オトコマエ"にとって必要なのかもしれません。
まとめ
サンジが騎士道なら、ゾロは武士道。
彼のように圧倒的な強さを持ちつつも、常に冷静に厳しく船長を立てる姿は仲間内での引き締め役に留まる姿勢、
また、信頼のおける仲間には自らの野望などかなぐり捨てる精神力の持ち主こそ"オトコマエ"なのではないでしょうか。