第18回目となる今回は第1回目にも紹介した『少年ジャンプ』で連載中の漫画
『ONEPIECE』に登場するコック、サンジから学んでいきたいと思います。
今まで主人公達をピックアップしてきましたが、漫画作品には主役以外でも"オトコマエ"なキャラクターは大勢います!
そんな代表の1人として、『ONEPIECE』のサンジは挙げられるのではないでしょうか。女性の扱い、騎士道を突き進む精神力、紳士的な振る舞い、そして驚異的な強さ…!
"麦わらの一味"料理人にして、足技の達人であるサンジの騎士道精神あふれる男らしい姿から「オトコマエ」なポイントを分析していきます!
「"女の嘘"は許すのが男だ」
○オトコマエポイント
こんなセリフを言える男…"オトコマエ"以外にありえません!
女性がついた嘘なんて可愛いものとして、寛容な心で許す。文句なしですね。
女性がついたささいな嘘、ぐちぐちと責め立てていませんか?
きっとそんなコトはさらっと流しておいた方が、何倍も男らしいでしょう。
サンジを見習って、一度"女の嘘"を笑って許してみては。
「"決闘"に敗けてその上…同情された男がどれだけ惨めな気持ちになるか考えろ!!!」
○オトコマエポイント
男の気持ちがわかるというのも"オトコマエ"の条件ですよね。
中途半端な優しさで、敗れた男に声をかけ、慰めるというのはよく考えればナンセンスです。
しかし、その判断を咄嗟にできるでしょうか。
騎士道精神を持ち続けているサンジだからこそ、この配慮が瞬時にできたのではないかと思います。
様々な状況において、「男の気持ち」というのを汲める男は"オトコマエ"に違いありませんね。
「お前にできねぇ事はおれがやる おれにできねぇ事をお前がやれ!!!」
○オトコマエポイント
仲間であるウソップが敵わなかった敵を前に、ウソップに向かって言ったセリフ。
適材適所ではないですが、できることできないこと、得意分野不得意分野が誰しも必ずあります。
サンジは目の前にいる敵を倒すことはできますが、遥か遠くのものを狙撃することはできません。
無理に自分にできないことをやろうとせず、助けてくれる友人や同僚がいるのであれば、任せてしまうのもひとつの手です。
その代わり、逆に自分ができることであれば率先してこなしましょう。
そういった見極めができ、行動できる人物は"オトコマエ"ではないでしょうか。
まとめ
サンジは無類の女好きで、美女を見るとメロメロになり口説かずにはいられないという性格の男です。
しかし、命や仲間が懸かった戦いでも相手が女性であれば年齢・容姿関係なく攻撃することは絶対にしないという徹底した騎士道精神を信念にしています。
「惚れた女は守る。手を上げない。」という、非常にシンプルな"男らしさ"を持ったキャラクターです。
作品を通して、サンジのような女性に優しいレディーファーストな男性像を学んでみてはいかがでしょうか。