安藤忠雄は、1941年に大阪で生まれた建築家。
独学で建築を学び、1969年に安藤忠雄建築研究所を設立し、1979年「住吉の長屋」で日本建築学会賞受賞。
代表作に「光の教会」、「大阪府立近つ飛鳥博物館」、「淡路夢舞台」、「FABRICA(ベネトン・アートスクール)」、「フォートワース現代美術館」などがあり、世界的な建築家として知られている。
今回発売される『ANDO BOX The 1st Round [drawings]』は、安藤忠雄のドローイング作品8点に、安藤が1枚1枚その手で描いたスケッチ作品を特別収録したポートフォリオ。
代表作「光の教会」や「水の教会」を含む収録作品が、プラチナプリント技法によって仕上げられている。
プラチナプリント技法とは、通常の印画紙を用いたモノクロ写真(所謂、ゼラチンシルバープリント)とは全く異なり、より豊かで、ハイエンドなモノクローム表現をもたらす、写真表現における最高峰の技術だ。
プラチナプリントという技法により、安藤が描いた一筋一筋の筆致までもが、これ以上ないほど精緻に、まるで肉筆に触れるがごとく再現でき、更に、プラチナという素材を用いるため普遍的かつ恒久的な保存が可能となった。
これまで建築を通して「空間」に挑み続けてきた安藤が、永遠への「時間」に挑むプロジェクトと呼べるだろう。
<商品概要>
名称:ANDO BOX The 1st Round [drawings]
収録作品:ドローイング作品8点|20×24インチ(6点)、30×44インチ(2点)
ボックス:安藤忠雄デザインによる特製ボックス
デザイン:町口覚[match and company, inc.]
エディション:30部限定
価格:250万円から ※詳細はアマナサルトまでお問い合わせください
発行:2014年5月
お問い合わせ先:アマナサルト
http://amanasalto.com/