Rookie Diary新人カメラマン日記

雨の日撮影で注意すべきポイント
2025-07-30 21:17
こんにちは!新人カメラマンの新田です。

今回は
「雨の日でも撮影を楽しみたい」
「雨の日だからこそ撮れる写真がある」

という方向けに、屋外での雨の日撮影のポイントをまとめました。

雨の撮影は大変そうですが、
しっとりした空気感や地面の反射など、
雨ならではの雰囲気がとても魅力的です。
ただし、機材のトラブルや体調管理など、
いつも以上に気をつけるべき点があります。

それでは、チェックしておきたいポイントを5つご紹介します!

1. 機材の防水対策はしっかりと
カメラやレンズを濡らさないことが第一です。
レインカバーを使ったり、
大きめのビニール袋で代用してもOK。
水が直接かからないようにしましょう。
また、防塵防滴のカメラ・レンズかどうかも
事前に確認しておくと安心です。
レンズ交換はなるべく避けて、
使うレンズはあらかじめ決めておくのがベストです。

2. 撮影者の服装にも注意
両手が空くレインウェアを着て撮影するとラクです。
フード付きのジャケットなら頭も濡れません。
靴も大事です。
滑りにくい靴や、防水のブーツを選びましょう。
濡れると体が冷えたり、動きにくくなったりします。
快適に撮影できるように服装にも気を配りましょう。

3. モデルや被写体のケアも大切
人物撮影では、モデルさんが濡れてしまうと
体調を崩す原因になります。
撮影の合間は傘やカッパでしっかり雨を防ぎましょう。
顔や髪、服についた水滴もこまめに拭くと
写真写りがぐっとよくなります。

4. 雨ならではの光を活かそう
濡れた地面は光を反射して、
とても美しい雰囲気を作り出してくれます。
夜や夕方なら、街灯や車のライトが映り込んで
幻想的な写真を撮ることもできます。
曇り空は光がやわらかくなるので、
ポートレートにも向いていますよ。

5. 安全対策を忘れずに
足元が滑りやすくなるので、
三脚やライトスタンドの設置は慎重に。
機材を落としたり、自分が転倒したりしないよう注意が必要です。
雷が鳴っていたり、風が強いときは
無理をせず中止や延期を判断し「安全第一」でいきましょう!

雨の日に撮りたい写真アイデア5選

1. 水たまりの反射
水たまりは、建物や空、人物を映し出す天然の鏡です。

ポイント
・ローアングルで水面に近づいて撮る
・反射と実物をシンメトリーにするとドラマチック!

2. 傘を差した人物
傘の種類や色で写真の印象が大きく変わります。

ポイント
・透明傘→顔が見えて表情を活かせる
・カラフルな傘→アクセントや物語感が出る

3. 雨粒やしずくのマクロ
葉っぱやガラスに残る水滴は、
宝石のようにきれいに撮れます。

ポイント
・背景をぼかして水滴を主役に
・光の当て方でキラリと演出を

4. 濡れた街・夜のスナップ
雨上がりの街は、光が路面に反射してとても美しいです。

ポイント
・ISOやシャッタースピードを調整して手ブレを防ぐ
・ホワイトバランスで雰囲気を調整すると◎

5. 雨宿りしている人や動物
屋根の下で雨宿りしている人や猫などは、
物語を感じさせる被写体です。

ポイント
・少し離れて自然な表情を狙う
・モノクロ仕上げで雰囲気アップ

まとめ
雨の日の撮影は、
工夫次第でとても魅力的な写真が撮れます。

準備さえしっかりしていれば、
晴れの日には撮れないような1枚に出会えるかもしれません。

雨だからこそできる表現を楽しんでみてくださいね!

最後まで読んでいただきありがとうございました。