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オトナの趣味道イラスト編「岩城滉一 似顔絵」
オトナの趣味道
岩城滉一を描く
さて、今回のお題は「岩城滉一」さんです。
岩城さんといえば現在64才ながら、今以てやんちゃでアウトローな魅力に溢れる男前ですよね。
スマートで華奢なように見えますが、多趣味なスポーツマンでもあり、端正な顔立ちや日焼けした肌ともあいまって、いくつになっても「精悍な男」というイメージです。
それでは今回も、顔の特徴を見ていきます。まず、染めずに自然な髪。ロマンスグレーという言葉がぴったりの色で、日焼けした肌との対比が抜群です。
齢60を超えて細身のわりに、皺が目立ちません。最近は少し目元が優しい感じもします。頬骨が、横ではなく前に高いようです。
そして下る、編集部の容赦ない指示
バイクチーム「クールス」がデビューのキッカケだった岩城さん。多くの暴走族モノの映画に出演し、現在も何十台と所有する程のバイク好きとして有名ですので、やはり編集部からの指示も「バイクに乗っている姿で」との事でした。
…えっ、バイクっ!?
絵を描くにあたってはパースという概念が大事です、無機物を描く場合には特に。
簡単に言うと、パースとは「遠近法」のことで、物の奥行きを絵で表現するための考え方です。みなさんも、小学校、中学校あたりの美術の時間に、「一点透視図法」だとか「二点透視図法」だとかいった手法を習ったことがあるのではないでしょうか?
これがズレていると、歪んだ、"正しくない"絵になります。
パースのズレは、奥行きが大きく、角ばった物ほど顕著に解かりやすくなりますので、電車を斜め前から見たときや、大きなビルを見上げた時はより重要ですが、奥行きの小さな物や角のはっきりしない物の場合、多少のズレは気になりにくくなります。
立っている人物を描くだけであれば、なんとなく描いても(極端に間違ってさえいなければ)それなりに見える事が多いのですが、これは人間に奥行きがあまりなく、角がはっきりしない事に加え、パーツやポーズなど完全な左右対称ではないからでもあります。
たとえば斜め前からみた顔において、右目と左目の大きさや角度がきっちりとパースに沿っていなくても、もともと人間の目は左右非対称なので、絵を見た人の脳が「まあこんなもんか」と、ある程度までは許容してくれるのです。
ところがこれが完全に対象であるはずのロボットだった場合、見た人にパースの知識がなかったとしても「あれ? このロボなんか変だぞ」とバレて(笑)しまいます。
と、まあ長くなりましたが、つまるところ、バイクなどの左右対称の部分が多い奥行きのある物体を、斜めからフリーハンドでしっかり描くのは難しいというわけです(涙)
PCで絵を描くときのワンポイント
ここで登場するのがPCの便利機能です!
ペイントソフトには大概、「拡大・縮小」や「変形」「回転」「移動」といった機能がついています。
描いた物が、多少ズレているな、とか歪んでいるな、と思ったときは、これらの機能が大活躍してくれます。
直方体を描こうとして、Aのようにずれた物体を描いてしまったとしても、移動・変形・拡大縮小などの機能を使っていろいろいじってみれば、なんとなくBのような正しく見える絵にする事が出来ます。
つまり、パソコンでバイクのラフを描いてみて、
「前のタイヤの方が後ろのタイヤより手前にあるんだから大きくみえるにしても、こりゃ大きすぎだろ!」
と思ったら機能で小さくしてしまえるという事なのです。紙だとそうはいきません。
前回の記事でご紹介した"レイヤー"で細かく部品ごとに分けていれば、かなり細かい調整が出来ます。
さらにソフトによっては、ボタン一発で左右を反転して表示する機能がついているものもあります。裏から見たような表示になるわけですが、コレをすると、なぜか今まで気づかなかったズレや歪みに気づき易くなりますので、活用しましょう。
いやー文明の利器って本当にすばらしいですね!!
製作過程
それでは今回も文明の利器にとてもお世話になった製作過程をご紹介したいと思います。
3枚目から4枚目の間に、眼鏡のズレを「回転」で修正したり、8枚目と9枚目の間に頭の位置を「移動」で修正したりしているところにご注目!
※クリックで拡大画像が表示されます。
いかがでしたでしょうか?
今回ご紹介した以外にも、パソコンで絵を描くときに便利な機能はたくさんあります。
それらを使えば、誰でも気軽にイラストを趣味にできそうな気がしてきませんか?
この記事が、皆さんのイラストライフの参考になれば幸いです。
ではまた!
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