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オトナの趣味道イラスト編「矢沢永吉 似顔絵」

イラストは簡単に趣味に出来る

「これまでの人生において、絵を描いたことはありますか?」
とうかがえば、多くの方の答えは「YES」だと思います。
では “パソコンで” となるといかがでしょうか?

実はパソコンで絵を描くことは、紙に描くよりも簡単です。
広いスペースも必要ありませんし、画材も必要ありません。
一心不乱に描いても部屋や服は汚れませんし、片付けもなし。
それに、なんといっても「何度でもやり直しが出来る」!
何百回、何千回と消してもキャンバスや紙が汚れる事も破れる事もないのです。

大きなキャンバスに、一発で思い通りの絵を描ける達人もいる事でしょう。
ですがわれわれ凡人にとっては、パソコンこそ究極の画材です。
根気と情熱さえあれば、誰でも渾身の作品を完成させることができるのですから。

パソコンで絵を描くためのツール

ではさっそく、パソコンで絵を描くための私の環境をご紹介します。

WACOM社のペンタブレット ET-0405-U
10年くらい前に購入した、安いタブレットです。おそらく7千円前後。
USB端子に刺すだけでだいたい動きます。

ペイントツールSAI
5年ほど前に購入した、試用期間が1ヶ月ある有名なお絵かきツール。5,400円と安価。お試し中もすべての機能が利用可能で、ダウンロードしてすぐ使えます。

矢沢永吉を描く

今回は、矢沢永吉さんの似顔絵(似姿絵?)を描きました。
使ったのはもちろん、上記のツールです。

矢沢さんと言えば「男っぽい中にも円熟味のある渋さ」が魅力だと思います。その年輪のような物を再現できていれば良いのですが…。

似顔絵を描く時には、まずたくさんその人の写真や映像を見て、「この顔、この立ち姿こそ誰某!」という自分なりの "THEその人" なイメージを持つようにしています。

次に部分別の特徴を把握します。顔や表情の特徴は、
細い垂れ目、しかめた眉間、きゅっとひねった口、広めの額と白髪混じりの無精ひげですね。

服装や小物も、その人をあらわす為には重要な部分です。矢沢さんなら、まず思い浮かぶのは真っ白なステージ衣装。…なのですが、
今回は白っぽい背景で使用する事が決まっていたので、真っ白は避けてこれで行くことにしました。

今回のこだわりポイント

本来は画像左の状態で完成と考えていたのですが、もっと年齢を感じさせる仕上がりを目指して、最後に目元など顔全体を塗り足しました。
ほぼ間違い探しレベルの自己満足ですね…。

矢沢永吉のステージングの代名詞とも言えるマイクターン。これを実現するために、彼のマイクシールドは、スタンドにテープでガチガチに固定されています。
スタンドの足の部分でクルっと一周巻いてあるのもキュートですので、是非再現したいところでした。
ところがどのステージでも、スタンドもシールドもテープも全て白!
前述のとおり今回は背景が白なので、マイクが単体で背景に乗らないよう、出来るだけ体の前にスタンドを沿わせるポーズにする必要がありました。

製作過程

それでは、実際にどのように描いていったかをご紹介したいと思います。
※クリックで拡大画像が表示されます。

いかがでしたでしょうか?
この記事が、皆さんのイラストライフの参考になれば幸いです。
ではまた!