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『ひらめきは執念から生まれる』。インスタントラーメンの原点であるチキンラーメン、そして全世界から認められたカップヌードルを発明した故安藤百福(アンドウモモフク)氏が残した格言だ。その言葉は子供達に、いや、大人である私達にさえも考える大切さを教えてくれる。「インスタントラーメン発明記念館」はそんな安藤氏の生涯・インスタントラーメン誕生の歴史・体験工房など、人気商品の裏側を自分の目で感じ、体感できる記念館だ。知る楽しみを感じる工夫が至るところに施されているので、子供から大人まで十分に楽しめる内容になっている。
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入り口をくぐれば、綿密に再現された当時チキンラーメンが開発された研究小屋が! その他インスタントラーメンの歴史や、世界初の宇宙食ラーメンの発明に至るまでのエピソードを展示、また大型映像で綴ったカップヌードル誕生エピソードの上映、そして創業当時から現在までのラーメンを並べたインスタントラーメントンネルなど、目を見張る展示物が盛り沢山! |
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まずはカップをデザインすることからスタート。マスコットキャラクターひよこちゃんや、大切な人に向けたメッセージなど、皆さん思い思いのデザインを書いています。ちなみに私は人気マスコットキャラクターの夢の融合、「ひよこちゃん」と「インライフくん」を描かせていただきました! |
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出ました! これが「逆転の発想」! カップに麺を収めることに苦戦していた安藤氏が思いついた、容器に入れるのではなく、麺に容器を被せる方法です。そもそものひらめきは安藤氏がみた夢から得たのだとか!ハンドルを回すことにより、その画期的アイデアを自分の手で体感できるのです。 |
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スープはレギュラー・カレー・シーフード・しおの中から一種類、具材は12種あるうちから4つを好みで選べます。今回の私のテーマは『脱!メタボッリック改善ヌードル』だったので、スープはしお、具材はグリーンアスパラ・ネギ・トマト、そして忘れてはいけないひよこちゃんナルトをチョイス! |
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安藤氏が国際線の機内で配られたマカデミアナッツからヒントを得たカップヌードルのフタ。『紙とアルミ箔をきっちり貼り合わせたフタは、インスタントラーメンの容器を密閉するのにも使えるのでは!?』と。アイデアは日常の至るところに転がっていて、それを見つけることが大切なんですね。 |
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いよいよ作業も佳境に突入! 薄いフィルムでカップ全体を覆う、シュリンク包装へと。中を覗けば、熱でフィルムが縮んで、ピッタリとカップにフィットしていく様を見ることができます。その間、ほんの十数秒。これで一通りの作業は完成です。マイカップヌードルを手にするのも、もう間ぢか・・・。 |
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完成したカップヌードルは、エアーパッケージの中に空気を入れて完成。小さな子供でも出来るとても簡単な作業の割には、目を見張る程立派な仕上がりに! 賞味期限は一ヶ月ですが、ビジュアルが良いのでお部屋のインテリアへシフトさせる方も多いのだそう。試食用とインテリア用二つ作ることオススメします。 |
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ヒモを通して完成です。小さなお子様も肩からぶら下げて、とても大満足そう。もちろん大の大人である私も、その喜びを隠せません。気軽に体験できるにもかかわらず、本当に大満足の内容。次回は小麦粉をこねる作業から自分で体験できる『チキンラーメン手作り体験工房』(要予約)にも、是非挑戦してみたいと思いました。 |
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