こんにちは、田渕です。
前回は製作の動機、ヒントとなったガレージキット(レジンキット)二つをご紹介し、魚型潜水艦の製作を始めました。仮組まで進めましたので本日は下地塗装まで進めたいと思います。
まだ本編のジオラマ製作が控えていますので速足で進めますがご了承下さい。
「スカープ秘密基地」の制作日記part1はこちら↓
【オトナの趣味道:造形編 「スカープ秘密基地」製作日記No.1】
今回のお品書き1.本体組み立てとエッチングパーツ取り付け
2.昔のプラモデル紹介
3.専用ベースのスクラッチ
4.木材の表現
5.下地塗装
1.本体組み立てとエッチングパーツ取り付け
では、仮組も済みましたので組み立てていきます。接着出来る箇所は固定してしまいます。
レジンキットの接着には「瞬間接着剤」か「エポキシ接着剤」を使って下さい。プラモデル用のスチロール樹脂用接着剤では固定出来ません。
また、エッチングパーツの接着も同様で、硬化の速い「瞬間接着剤」が良いかと思います。エッチングパーツの切り出しはアートナイフでも十分カット出来ますが、切り口はやすり掛けをして下さい。
コックピット内部です。メーター類がびっしりと並んでいてとても良い雰囲気です。
魚のエラの部分にあたる箇所が前方に倒れ、乗り降りが出来る構造なのですが、接着してしまうには少し惜しい気がして、ここは蝶番を使って開閉式にします。上顎部分に外れないようにガッチリ固定します。塗装が終了するまでは下顎には固定しません。
窓になる魚の目玉部分にはクリアレジンのパーツが付属していましたが、透明度が悪かったので、窓枠だけを残してガラス部分を透明塩ビ板で作り直しました。
組み立てが終了しました。1/35スケールのフィギュアを並べてみましたが、かなり小型の潜水艦ですね〜。
2.昔のプラモデル紹介
「魚の形をした潜水艦」ということで真っ先に思い浮かんだのは
「原子力潜水艦スティングレー」で登場した敵キャラクターでした!
写真は当時のプラモデルですが、J・アンダーソンが手掛けた作品で、サンダーバードよりも古い作品です。
3.専用ベースのスクラッチ
キットの製作に戻りますが、胸ヒレが邪魔で置き場所にも困ります。そこで先にジオラマでも使う船体の固定具を作ります。
1mmのプラ版と5mmの角棒で回転式の発着艦ベースを作りました。狭い所ではターンテーブルが便利なのでバットマン基地同様にここでも採用します。
4.木材の表現
デッキ部分には5mmの角棒を敷き詰めて角材を表現します。木目を表現する方法には色々ありますが、エッチングのこぎりを使うと簡単に出来ますのでご紹介します。
要は歯の部分でプラ棒の表面を引っ掻いているだけなのですが、それっぽく見えるのでよくこの方法を使っています。白くて見辛いのでアクリルカラーで着色してみました。いかがでしょうか!
5.下地塗装
ようやく塗装に移れます。特に拘りはありませんが、
バットマン基地と同様に(ブラック)+(サーフェイサー)の混色を吹き付けます。
このキットには設定など特に考証事はありません。作り手が自由に好きな色で塗装すれば良いと思っています。ですので今回、スカープの隊員である女の子が船長ということにし、カラーリングも少し可愛くしたいと思います。
本日はここまで!
次回は本体とベースの塗装で「魚型潜水艦」を完成させます。