こんにちは、ヒロシtype61です。
村上 隆氏デザインのルイ・ヴィトンフィギュアの製作日記7日目です。
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本日はパテ盛りした足の部分を整形していきます。
プラ板に押し付けていた部分が平になり、これで自立する事ができます。
この方法は良く使う方法で、分割パーツを作る時などにも応用出来ます。
エポキシパテを削り出す、又はカットしていく時に使用する刃物は、私の場合は上の三種類をメインに使っています。
かなり特殊な使い方かもしれませんが、もう15年間ほど、この道具です。
左から、彫刻刀の「鎌倉」という名前の刃をさらに研いで、半円の刃の形にしたものです。
真ん中は、オルファの平刃です。これがメインナイフです。
右は、「キサゲ」という彫刻刀の一種。
これは、慣れると非常に便利ですが、あまり使っている方を見かけません。
下の写真2枚ようにまず「キサゲ」でキワを掘り込み
その後に、平刃でカットしていきます。
後はペーパー掛けをして、整形します。
胴体の整形はほぼ完了しましたが、脚部分の芯のウレタンが出てきてしまいました!!(少し芯にしているウレタンが大きすぎたようです…)
この場合は大きくえぐってパテを充填すれば解決します。
ここからは「鎌倉」の登場です。
「鎌倉」は上唇の凹みを削るのに便利。
本日は、ここまででタイムアップです。
なんとなく全景が見えてきました。次回は頭部を仕上げていきます。