こんにちは、田渕です。
前回は2台目のビークル「蒸気自動車」の下処理まで進めました。
「スカープ秘密基地」の制作日記part1はこちら↓
【オトナの趣味道:造形編 「スカープ秘密基地」製作日記No.1】
今回で塗装から仕上げまで一気に進めていきますのでご了承下さい。
今回のお品書き1.白いサーフェイサーで下地塗装
2.赤色の選択
3.色を磨ぎ出す
4.細部は筆塗り
5.蒸気自動車完成!
1.白いサーフェイサーで下地塗装
蒸気自動車の基本色は「赤」にしたいので、普段使うグレーのサーフェイサーではなく、白色のサーフェイサーを使用。
こうすることで赤の発色が良くなり、塗り重ねも3回程度で済みます。
2.赤色の選択
「赤」と言ってもかなりの種類の塗料が出回っていますが、今回は「明る過ぎず地味過ぎない赤」にしたいのでブライトレッドや「金赤」は使いません。
※金赤とは、印刷業界用語で、(マゼンタ100%)+(イエロー100%)混色の赤のことです。
そこで、「カーマーンレッド」よりも明るい新商品の「ハーマンレッド」を使うことにしました。
なかなか良い感じの落ち着いた赤色です。
3〜4回吹き付け、白を完全に隠蔽します。
「ハーマンレッド」を4回ほど吹き付けました。
塗面を見ていただくと、波打っているのがお分かりになるかと思います。
3.色を磨ぎ出す
塗面を磨いて波打った表面を均一にします。
本来、カー模型の鏡面磨ぎ出しは最後にクリアーを吹き付け、クリアーの塗面を磨くのですが、時間短縮を考えて出来る限り見た目が良く見える方法を取っています。
これなら2日は短縮出来ます。
800〜1000番の耐水ペーパーで塗面を磨いていきます。
各エッジ部分や、凹凸部分は塗面が薄くて下地の白が出て来るかもしれませんが、気にせずペーパー掛けをしていって問題ありません。
もし下地が出て来ても再度吹き付ければ大丈夫です。
塗装の仕上げに、ペーパー掛けした上から「ハーマンレッド」を再度吹き付けます。
乾き待ち無しで一気に吹き付けます。
今回は非常にスムーズに塗装出来ました。
クリアー磨ぎ無しでも十分に光沢有る塗装が出来ます。
時間短縮のためで今回は変則的な塗装になりましたが、2日分ほど短縮できました。
4.細部は筆塗り
煙突を艶消しのブラック、シャーシのフレーム部分は艶有りのブラックをエアブラシで吹き付けました。その他は全て筆塗り塗装です。
石炭荷車なのですが、基地内部に入れた場合、全長が長くなり過ぎて今回は無しということにしました。
5.蒸気自動車完成!
細かなところは省略しましたが、無事完成しました。ミスとか有った方がブログ的には面白いのでしょうが…。
後部エンジンは勿体ないので見えるようにしています。
この「蒸気自動車」のレジンキットですが、変形も比較的少なく、隙間をプラ板で延長した程度の改造で済みました。
出来上がったものを見るとかなり大きな自動車です。
いよいよ、次回から「Skarb基地」の製作に進みますのでご期待下さい!