先日東京に行った際、折角なのでちょっと奮発しておいしいものを食べようと千疋屋の「世界のフルーツ食べ放題」に行こうとしたのですが、あっという間に予約が埋まってしまい、泣く泣く喫茶店でいちごパフェ(680円)を食べて帰りました。
くやしいので今回は『高級フルーツ』を紹介して気持ちだけでもおいしい果物を食べた気分になりたいと思います。
美人姫
美人姫は岐阜県羽島市にある奥田農園が13年に及ぶ試行錯誤の末に完成させた特大いちご。
ただ大きいだけではなく、色、艶、香り、甘さ、大きさ、5拍子そろった他にはない奇跡のいちごです。
大きいもので1粒100gを超え、インパクトだけではなく糖度も13度以上と極上の甘さ。
80グラム以上の大きいものは1粒5万円もするという驚愕のイチゴ。
現在ギネスブックに申請中とのことで、認可されればますます高価になってしまうかも?買うなら今がチャンスです!
ルビーロマン
1房約13000円もする葡萄。
2014年の初競りでは1房55万円を記録し、巨峰の約2倍もの大きさのあるみずみずしい実が特徴です。
石川県で栽培されており、果実は鮮やかな赤色で、一粒が大きく果汁の糖度が高い。
夕張メロン
毎年初競りの価格がニュースになり、2014年では2玉で250万円の値段がついた夕張メロン。
高級フルーツとしては一番知名度が高いのではないでしょうか?
正式な品種名は"夕張キング"で「赤いダイヤ」とも呼ばれます。
メロンの中でも芳醇な香りと美しいオレンジ色の果肉が特徴で、その果肉は非常に柔らかくジューシー。
1玉約5000〜1万円で、選ぶ際は網目が盛り上がり、お尻の部分が飛び出さず整った丸のようなフォルムのものを選ぶといいそうです。
清水白桃
清水白桃は、味・香り・姿ともに日本一といわれる岡山の白桃の中で、頂点中の頂点に立つ最高品種の白桃。
華やかな甘い香りと、透き通るような白さが特長。
「桃の女王」と呼ばれ、清々しい甘みと滑らかな食感で、とろけるような舌触りが人気だそうです。果肉は柔らかく、食べると溶けるように口の中いっぱいに桃の香りが広がります。
価格は高くても一つで1000円程度ですがあまりの人気と、生産数の少なさから、清水白桃が味わえるのは毎年7月下旬からの約10日間限りと、希少性の高いフルーツ。
今年の夏は要チェックですね。
江刺りんご
岩手県奥州市にある江刺産の高級リンゴ「サンふじ」のブランドの一つ。真っ赤で艶があり、蜜をたっぷり含んだ甘さが特徴。2014年の初競りでは10kg28玉が100万円で落札されました。
通常の販売価格になると1玉約600円前後。今までのものからみるとお手軽な価格に見えてきてしまいますが、それでも通常のサンふじから比べると5倍くらいのお値段ですね。
江刺りんごの等級は「特選→特秀→秀→○秀→特」の5種類があり、特選に選ばれるのは全収穫高の1%。
枝で育てるりんごの数を減らし、養分が1つ1つのりんごに十分に行き渡るよう栽培。
収穫量が多い産地では10アールの畑で約4トンから6トンのりんごが収穫できるそうですが、江刺りんごは、同じ10アールの畑でも、約1・8トンのりんごしか収穫されないそうです。
いかがでしたでしょうか?
初競りのご祝儀価格はありますが、調べてみると大体はどんなに高くても1万円程度。
記念日やお祝いの際など、手に取る機会は案外あるかもしれません。
厳選された最高級のフルーツは一体どんな味がするんでしょうか?
是非一度味わってみたいものですね!