こんにちは、ヒロシtype61です。
村上 隆氏デザインのルイ・ヴィトンフィギュアの製作日記5日目です。
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今回は「面で整形」を解りやすく説明します。
下の写真は左右の耳パーツなのですが、左が面で整形した状態のものです。
比べてみると角が立っているのが解ると思います。
いきなりペーパーで磨いていく(削っていく)と、180番のペーパーでもかなり時間が掛かるため、彫刻刀などで一気にカットした後に、ペーパー掛けを行います。
これだけで、かなり作業が楽になります。
右側は角を落として磨いたもので、ここからさらに細かな番手のペーパー掛けしていきます。今回のように球体を磨くときは、スポンジヤスリが便利です。
これで両耳の中仕上げが終了しました。
次に、頭部の中心線を引き、目や口のあたりを付けます。
目や口、色が分かれている箇所は凹みのディテールが有るので、パテ盛りと削り出しが必要です。「何となく」ですが、雰囲気は出て来たと思います。
と、いうところで本日は終了です。
次回は座りポーズ用の足の調整とディテール掘りなどを行います。