歌手の岩崎宏美(56)が22日、フジテレビ系「ノンストップ!」(月-金曜、前9時50分)の取材に対して甲状腺障害で長年苦しんできたことを打ち明けた。
岩崎は2001年、突然体調を崩した。ダイエットもしていないのに体重がどんどん減り、「おかしいな」と思い始めた。
やがて「更年期に近いような症状で、汗が出たり、心臓がバクバクしたり、めまいがしたり、耳鳴りが出たり…」。検査したところ甲状腺ホルモンの異常によるバセドー病、橋本病と診断された。
一般的にバセドー病は動悸、息切れ、手足の震え、橋本病は顔のむくみ、皮膚の乾燥、体の冷えが主症状とされている。
岩崎はステージに立っても「息切れしたり、手が震えたり…マイク持って手が震えても、この人緊張してると思われるのに、(さらに)膝が笑う状態だったので、すごく不安でした」と苦しみながら歌ってきた。
今月25日にデビュー40周年を迎える。今も薬を飲み続けているが、岩崎は「持病の一つと思って上手に付き合っていきたい」とさらに長い付き合いを覚悟している。
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