■睡眠時間が短い理由は年代で異なる
アンケート結果では半数以上のビジネスマンが平均で7時間未満となりました。
その理由は年代によって若干違っています。
「深夜のバラエティ番組を見ていたらあっという間に12時過ぎて睡眠時間が減ってしまう」(21歳/平均睡眠時間7時間)
「仕事で遅くなっても何か遊び・趣味の時間を取りたい。帰ってきて、寝て、また翌日すぐ仕事と言うのは息苦しい」(30歳/平均睡眠時間6時間)
「寝すぎると逆に調子がよくないので毎日6時間睡眠と決めている」(42歳/平均睡眠時間約6時間)
「早めに布団に入るがなかなか寝れないので結局時間が短くなってしまう」(52歳/平均睡眠時間約5時間)
若い層ほど睡眠時間を削って趣味・娯楽などに費やす一方、
年配の層は寝つきが悪く眠りが浅い場合や、長時間の睡眠が返って体に不調を及ぼしている場合があるようです。
睡眠時間というと「8時間」が推奨されていましたが、最近では時間よりも質が重要とも言われています。
質の低下を招くのはTV・ネット・ゲームなどは交感神経を刺激して睡眠に不向きな興奮状態にしてしまうもの。
また、カフェインの含まれているコーヒー・日本茶を寝る前の飲みすぎに注意です。
■昼寝を有効活用しよう
睡眠不足が顕著に現れるのは昼間、特に昼食後ですよね。
この眠気解消に効果的なのは「昼寝」や「仮眠」
ビジネスマンの皆さんは活用しているのかと聞いてみると・・・
昼寝・仮眠している…14%
昼寝・仮眠していない…86%
という圧倒的な回答。
できない理由を尋ねてみると
「社内に昼寝ができるようなスペースがない」(36歳/男性)
「昼休みの時間内に起きられる自信がない」(24歳/男性)
「周囲の目があるから」(44歳/男性)
などの意見があり、日本の会社にはまだまだ実践できる環境は整っていないようです。
昼寝がもたらす集中力アップ・ストレス解消効果は研究でも明らかになっています。
>>「1時間半の昼寝は1晩分の効果」、睡眠の新発見続々と 米国
昼寝(シエスタ)の習慣があるので有名なのはイタリア・スペインなど。
男前・モテ男の代名詞である彼らですが、今こそ日本人男性が学ぶべきなのはそれよりも「昼寝の習慣」なのかもしれませんね。
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