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漫画に学ぶ男前 vol.59【GIANT KILLING:達海 猛】

第59回目となる今回は、モーニングで連載されている人気サッカー漫画「GIANT KILLING」の主人公、達海 猛から男前を学んでいきたいと思います。




【漫画のあらすじ】

主人公はイングランドのアマチュアクラブで監督をする達海猛という日本人。


ある時、日本から旧友の後藤と広報の有里が達海のもとに訪れます。


過去に達海が選手として在籍していた日本のサッカークラブ、「ETU(イーストトーキョーユナイテッド)」は彼が移籍するとともに人気も戦力も低下。


その状況を打破しようと、彼を引き戻しにやってきたのでした。


当初は取り合わなかったイーストハムの会長ですが、ETUのホームタウンが自分たちの町に似ていること感じ取り、彼を日本に戻すことを決断。


そして達海は再び日本で、彼の大好きな展開「ジャイアントキリング」を引き起こしていきます。


俺に言わせれりゃお前はただ…

いい監督にめぐまれなかっただけだ
○オトコマエポイント

プレーヤーの仕事は勝てる自分の武器を死ぬ気で探して、チームに貢献すること。


プレーヤーは監督のようにチームのことを考えるのではなく、自分のことを第一に考えるほうがよっぽど大事なのです。


言い換えるなら、組織のことを考えるのは上司の役目


部下の立場である人間が、組織のことを一番に考える必要はないのです。


部下というプレーヤーは必死に自分の武器を探しだしましょう。


そして上司の役目は部下が仕事をしやすい環境を整えること


部下が思うように仕事できないのは、上司であるあなたの責任かもしれません。

達海のように、チームを引っ張れるリーダーを目指しましょう。


矢面に立つのも俺の仕事なんだよ
○オトコマエポイント

リーグ初戦の敗北以来、波に乗れずカップ戦を含めて5連敗してしまったETU。


ふがいない試合結果に怒ったサポーター、が選手の乗るバスを取り囲みます。


そんな中、サポーターたちからの信頼が厚い「ミスターETU」こと村越が場を収めようとしたときに達海が言ったセリフ。


勝敗の責任を追うべきは監督であり、また監督は選手たちを守る存在。


達海は「お前(村越)を出せるわけねーだろ」と、険悪な雰囲気の中自らサポーターと直接話し合いの場を設けます。


泥をかぶる覚悟をもつことがリーダー(責任者)の条件、これはどの仕事でも同じです。


当たり前のことではありますが、これをさらっと出来るのが「オトコマエ」の条件ともいえるでしょう。


磨いて輝かないものなんてない。


だから期待するんだ、俺は。

○オトコマエポイント

世良という決定力に欠けるFWを何故使い続けるのかとアシスタントコーチに問われたときのセリフ。


「おそらく世良みたいな連中は、劣等感から始まってる。

できないことを消去法で削ぎ落とし、できることだけを磨いてプレーしてる。

……磨いて輝かないものなんてない。


だから期待するんだ、俺は。


そういう奴が才能ってもんを凌駕するのを。

そういう選手の頑張りが、チームを強くするんだ。」


結果が出ない部下でも、出来る事をしっかり見極めてマネジメントする


限られた予算・戦力の中で結果を出すリーダーというのはこうあるべきではないでしょうか。


愚直にできることを繰り返す凡人には救いとなる、なんとも勇気づけられる言葉でもありますね。


まとめ
選手の目線で描かれることが多いスポーツ漫画ですが、「GIANT KILLING」は選手だけでなく、主人公である監督の達海、フロントやサポーターの目線からも描かれていているのが、他とは違った魅力。


息をもつかせぬ展開と魅力的なキャラクターに引き込まれる本作は一気に読みたくなること必至です。


みなさんも是非「GIANT KILLING」を読んで、男前に近づきましょう!




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