ステップアップ釣り講座!初心者大歓迎「エギング」編!
こんにちは、編集部ヤマザキです。
ステップアップ釣り講座のお時間がやってまいりました。
前回は大物を狙った「ジギング」を紹介しましたね。
今回は船を降り、岸からいつもとは違ったターゲットを釣ってみましょう。
これからの季節、入門にもオススメのアオリイカを狙った『エギング』という釣りを紹介したいと思います!
エギングでのターゲット
ターゲットは上にも書いたように「イカ」。
中でも岸に近い浅瀬に多く棲息する「アオリイカ」がメインターゲットになります。
なぜ秋のエギングが入門にオススメかと言うと、アオリイカは春に産卵し、夏に孵化した固体が秋口(9月〜10月)にコロッケサイズと呼ばれる手の平ぐらいの大きさに成長、まだ警戒心が弱く、釣れやすいためです。
最近は、家族連れやカップルでエギングデビューする人達も増えていて、毎年この秋になると堤防が賑わいます。
また、エギングが人気な理由として、タックルや服装が身軽で自由な部分にもあります。
各メーカーもよりオシャレでスタイリッシュなタックルを販売し、女性や若者の釣り人口を増やすため日夜努力しています。
それでは、そんなエギングのタックルを紹介していきましょう!
タックル
エギングも分類としてはルアー釣りになるので、タックルは単純。
ロッド、リール、ライン、エギで完成します。
エギングに使うルアー(疑似餌)は『エギ』と呼ばれる、イカの大好物である「エビ」や「小魚」に見立てたモノです。
実はこのエギ、昔から漁師が使っていた伝統漁具で、ルーツを辿ると江戸時代にまで遡ります。
機械や素材の進化により、今の形状がスタンダードになっていますが、昔は様々な形のエギがあったそうです。
他のルアー釣りと一緒で、ロッド、リール、ラインは1種類で構いませんが、エギは重さ、大きさ、カラーなどたくさんあるので、人気の定番カラーや釣り場に合わせた重さをチョイスして10種類ぐらいは持っていくようにしましょう。
釣具屋さんに行けばオススメのエギや釣り場を教えてくれるので、気軽に尋ねてみるといいですよ。
釣り方
釣り場に着いたらまずはポイント探しです。
堤防の先端や、曲がった場所、藻が多い場所など、周囲と比べて変化のある場所がオススメのポイント。
それと、『墨跡(すみあと)』と言って、釣り上げられたイカが吐いた墨が堤防に残っている事があります。
その場所で確実にイカが釣れた証拠なので、そういった他の釣り人が残した痕跡も注視してポイントを探してみて下さい。
イカがいる可能性の高い場所を見つけるのは釣果への近道ですよ。
ポイントを決めたらエギを沖に向かって投げ、エギが海底に着底するのを待ち、ロッドを勢い良く煽ってエギに動きを加えます。
これを「シャクリ」と言います。
3〜5回シャクったら再びエギの着底を待ちます。
釣り方としては『着底→シャクリ→着底→シャクリ』の繰り返し。
参考までにシャクリ方はこんな感じ。
よくある「アタリ」としては、エギが着底し、次のシャクリを加えようとロッドを煽った際に「ズンッ」と重たくなるパターン。
この場合はシャクリがそのままアワセになっているのでしっかりとイカにハリが掛かっている事が多いです。
他には、シャクッてからエギが着底するまでの沈んでいる間に「モゾモゾッ」とした感覚が手に伝わってくるパターン。
この時はラインを少し巻き取り、しっかりとアワセを入れるとハリ掛かりします。
釣れない時は、「エギのカラーを変える」、「シャクリ方を変える」など試行錯誤しながら、その日の当たりパターンを探したり、釣れている人のマネをするのも戦略のひとつです。
いかがでしたか?
アオリイカは捌くのも難しくなく、透き通るような身に、ねっとりとした甘味、お酒のつまみにもピッタリです。
秋のエギングは本当に手軽に楽しめるつりのひとつなので、ぜひ挑戦してみて下さい!!
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