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オトナの趣味道イラスト編「郷ひろみ 似顔絵」





郷ひろみを描く



今回もやってまいりました、イラスト道のお時間です。

今回のお題は「郷ひろみ」さん。


若いイメージを保ち続ける郷さんですが、なんと2016年1月現在で60歳だそうです!


いくつになっても爽やかなルックス、徹底したトレーニングによる引き締まった身体など、まったく衰えが見えません。









特徴としては、黒々とした清潔な短髪、まっすぐに伸びた鼻梁にシャープな輪郭。

年齢のわりに額の皺やほうれい線はありません。


かつて代名詞とされた太く力強かった眉は、加齢の為か、時代に合わせたものか、なりを潜めています。









えっ!? 眉毛が細い!



編集部からの指示は上記の写真の顔だったのですが、他の写真も多数確認してみました。


やっぱり郷ひろみの眉毛が薄くて細い!




イメージや先入観は怖いものです。

今でも郷さんの眉は太くて濃いと思い込んでおり、改めて観察してみてびっくりしました。


と同時に、「眉毛を似せておけば郷ひろみっぽくなるだろう」と楽観していた私の目論見はもろくも崩れ去りましたので、他の部分も頑張ることにします(笑)。


一方、「ジャパーン!!」なのか「郷デース!!」なのか…何かを叫んでいる表情の方は“THE郷ひろみ”といったところでしょうか。





ポーズの指定は特にありませんでしたので、郷さんのもう一つの代名詞である“ジャケットアクション”を、光沢のあるスーツでキメている姿でいくことにします。







PCで絵を描くときのワンポイント



光沢の話が出ましたので、ここで「色相・彩度」や「コントラスト」といった機能の話をしたいと思います。


簡単にいうと、「色相」とは色の方向性です。

赤っぽいとか青っぽいとかですね。

「彩度」は読んで字のごとく色の鮮やかさのことで、彩度が高いと鮮やかに色味が濃くなり、低くなるごとに色味が減ってモノクロに近づいていきます。


コントラストは明るい部分と暗い部分の幅のことです。

コントラストが高いと明暗や凹凸がはっきりした画像に、低いと平坦なのっぺりした画像になります。





紙やキャンバスに描いているときに、「ここはもっと明暗をはっきり塗り分ければよかったなぁ」と思ったとします。


そのときはもう一度上から塗りなおすしかありませんが、パソコンで描いていたなら…上記機能を使って、後から色味を変更する事が出来るのです!


しかも前回の「変形」などの機能と同じようにレイヤー別に適用することが出来るので、細かく部品をレイヤーに分けておけば、かなり自由に対応することが出来ます。




今回の絵でいうと、スーツの派手さ(彩度)や光沢(コントラスト)が物足りないと感じましたので、この機能で修正を行いました。


いやー文明の利器って本当に(以下略)






製作過程



それでは今回の製作過程です。


上記の色補正は、8枚目と9枚目の間に行っていますので確認してみて下さい。


※クリックで拡大画像が表示されます。







































いかがでしたでしょうか?





今回ご紹介した以外にも、パソコンで絵を描くときに便利な機能はたくさんあります。




それらを使えば、誰でも気軽にイラストを趣味にできそうな気がしてきませんか?








この記事が、皆さんのイラストライフの参考になれば幸いです。




ではまた!








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