「コンプライアンス」について調査!
実はそれ、コンプライアンス違反なんす!
守るべきもの
最近、それって法には触れてないけど、どうなのって感じることがよくあります。
電車に乗るなど、並んでいるところにさりげなく割り込む人、あるいはオレは客やぞってエラそうにしている人など。
それは、モラルなのか、マナーなのか、常識なのか。
しかも法ではないので、どこまでみんなが共有できているのかも定かではない。
ビジネスにおいても、「そんなんしたら、コンプライアンス的にアカンのちゃう?」なんて聞くことがあります。
「コンプライアンス」=遵守・従順
「コンプライアンス」とは、英語で「遵守、従順」といった意味があります。
先に出てきた「コンプライアンス」は「企業コンプライアンス」や「ビジネスコンプライアンス」などといわれることも多く、企業が法令や条約を守ること、加えて企業倫理や社内規定に従うこと、ひいては社会に対して貢献できているかどうか、までが問われています。
うっかり犯してしまう「コンプライアンス」違反
日本のサラリーマンは昔から、企業戦士などといわれ非常に勤勉なのはいいことですが、多少それが行き過ぎる傾向があります。
サービス残業などといったものは日常茶飯事。会社のためと思って一生懸命働いていることでしょう。
しかしながら、労働基準法など、労働時間におけるさまざまな取り決めがあります。
そして、企業はその法令を遵守しなければならないという義務があります。
よかれと思って行なった残業が「コンプライアンス」違反となることもあります。
勉強してくれへん? いや、勉強してください。
バブル崩壊後、とにかく経費削減、経費削減で、今でも何かと経費削減に努めている企業は多いでしょう。
取引先に、「もうちょっと勉強してくれへん」など値引き交渉もよくある光景です。
しかし、それも行き過ぎると「コンプライアンス」違反となります。
実際に強引な値引き交渉で取引が破談になったり、提供されるものの質が低下したり、企業にとってマイナスとなることもしばしば。
自社だけの利益を考えるのではなく、取引先とも手を取り合って発展していくことを考えることが大切です。
そのためにも、「コンプライアンス」についていろいろと勉強していきましょう。
コンプライアンス検定というものもありますので、受験してみるのもいいでしょう。
さいごに
本当ならトップに持ってくる事柄でしょうが、最近のニュースをにぎわせているBMWの不祥事。大きな問題すぎて、「コンプライアンス」違反だろ!という口も開いたまま、唖然となります。
海外のみならず、日本においても企業の不祥事、特に大企業の大きな不祥事をよく見受けられます。
不況のせいでどこも苦しいんだといっていまえば簡単ですが、それは誰もが一緒です。
もともと、企業は単なるお金を稼ぐためのものではありません。企業は事業を通じて社会貢献をしていくという大きな志を持っているはずです。
それは、企業だけでなく、個人としても同じだと強く感じる今日この頃です。
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