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「入りはこの3つRONSONとTHORENS、そしてdunhill」

ヴィンテージ、その言葉の響きだけでかなりの”通”を思わせてしまうもの。

よく使う物だからこそ、こだわりたい。そこで今回の達人アドバイザーを紹介。

創業1962年の喫煙器具「Kagaya」心斎橋本店の大野竜太郎店長がこだわりのアイテムを合わせて解説。

数あるブランドの中からまずは「THORENS」と「RONSON」、そして「dunhill」をピックアップ。歴史に裏打ちされた深い造詣、そして独特の着火方式。

使い手をワンランクもツーランクも輝かせてくれるアイテムだ。


「緻密な作りはまさに”こだわり”」
「THORENS」(トーレンス)
スイス/1883年創業
ヴィンテージライターは1910〜1960年代に製造されたものを指し、キャップを開けると同時に着火する独特の機能を持つ。
価格/3万8000円〜4万8000円
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シングルクロウ・ミニオートマチック
¥50400(税込)
1920年代製


「すべてのオートマチックはROSONに通じる」
「RONSON(ロンソン)」
アメリカ/1910年創業
1910年にポケットライターを、そして1927年には世界初のオートマチックライターを開発したオイルライター界老舗中の老舗。
価格/1万円〜
高いのは28万円。OLDは2万円前後【写真を見る
プリンセスゴールドマウンテッド
¥52500(税込)
1950年代製
希少品。約50年以上前のオールド・ロンソン。箱布ケース、革ケース付き。


「デザイン、渋さは男が持つに値する一品」
「dunhill(ダンヒル)」
イギリス/1880年創業
「ユニーク」「ローラガス」など歴史に名を残すライターを開発販売。高級ライターの代名詞でもあり、「時計はローレックス、ライターはダンヒル」と言われることも。
価格/8000円〜120万円
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サービスライター
¥8400(税込)
1940年代製
軍用(陸軍)に支給されたもの。その名の通りdunhillにしてはサービス的な価格。とても人気がある。


ライターの種類は主に2つ。

オイルを使用するZippoなどに代表される『オイルライター』。利点はその高い着火性能。またフタを閉めるまで燃焼が続くというのも特徴。どのような場所でも非常に重宝するライターだ。オーストリアの「IMCO(イムコ)」というメーカーが最初とされる。

ローラガスに代表されるdunhillらは『ガスライター』に分類される。種類は圧倒的に多く、世に多く出回る百円ライターもこの種類だ。オイルライターに比べ無臭のため、愛煙家の中にはガスライターを好む者が少なからず存在する。ここから派生して、葉巻などに使用するターボライターも登場。こちらは強風の中でも着火が可能となっている。

1907年にボタンメーカーとして創業され、ライターを始めたのは1918年から。第一次世界大戦時に戦地で使用するために製造されたとされる。ほぼ全てのオイルライターの規格はIMCOに基づいていると言われ、使い捨てライターなどそれぞれに準じていると言われている。

他には、ほとんどみかけられないが『電気式着火ライター』という種類も存在。原理は自動車のシガレットライターと同じだ。

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